仕事中にブラックコーヒーばかり飲んでいると「体に良くないのでは」と不安になってきます。
ブラックコーヒーがないと頭が働かないような感じもあり、すでに依存症になっているのではという心配が頭をかすめることも!
ブラックコーヒーを飲み過ぎると体にどんな影響があるのか、1日何杯までが適量なのかを紹介します。
目次
ブラックコーヒーを飲み過ぎると出る症状
ブラックコーヒーを飲み過ぎた場合、「吐き気」「頭痛」「胃痛」「肌荒れ」などの症状がでる可能性があります。
これらの症状の原因となるのは「カフェイン」。
もし上記のような症状があった場合には、飲み過ぎかもしれないので要注意です。
ミルクを入れてもカフェインの量は変わらない
ミルクを入れると胃への刺激を緩和させることができるので、胃痛症状が出にくくなる可能性はあります。
でも、コーヒーに多く含まれるカフェインの量が減る訳じゃないんですよね。
だから結局は飲み過ぎると上記の副作用がでる可能性があります。
ミルクを入れるとカフェインの吸収がゆっくりになる
ブラックコーヒーにミルクを入れてもカフェイン量は変わりませんが、カフェインの吸収を穏やかにすることはできます。
ミルクを入れると、カフェインとしての効果を実感するまでの時間も遅くなるので、長めにお昼寝をしてスッキリ起きたい時にはミルクを入れるといいですよ。
ブラックコーヒーの1日の適量。目安は3~4杯
コーヒーを1日何杯飲んでいいかは、明確な答えがありません。
ひとつの目安は3~4杯。
ブラックコーヒーの問題は「カフェイン」ですよね。
でも、日本ではカフェインの摂取量を定めていません。
ちなみに、お隣の韓国では1日400mgまでという規定があります。
ブラックコーヒーの場合、大体カップ1杯につきカフェインが100㎎含まれているので、ブラックコーヒーは1日4杯までにしておくと良いでしょう。
カフェインレスのドリップコーヒーも売られているので、ノンカフェインの珈琲を飲むのもおすすめです。
カフェイン中毒によって引き起こされる症状
カフェイン中毒とは、カフェインが持つ神経毒によって起こる様々な体の不調をいいます。
カフェイン中毒になると、カフェインがないと精神的に落ち着かない状態になってしまいます。
つまり、言葉を変えれば「カフェイン依存症」になっちゃうってことですね。
人間って、カフェインを体の中に入れていると疲労が緩和されるんですよ。
だからといって頻繁にカフェインを摂取していると効きが悪くなってきます。
こうなってしまうと、カフェインをずっと摂取していないと不安にかられたり何もしていないのにしんどい状態になったりするんですね。
そこで、またカフェインを摂取すれば症状が全て消える・・・。
そして最終的には
「普通の量では効果がない」
↓↓↓
「カフェインの量を増やす」
↓↓↓
「離脱症状に苦しむ」
というスパイラルに陥るのです。
カフェイン量の多い飲み物はコーヒーだけじゃない
例えば玉露にはなんとコーヒーの約3倍ものカフェインが含まれているんです。
その他にも、
- 紅茶
- ウーロン茶
- 炭酸飲料
などもカフェインが含まれるので、沢山飲むのは控えたいですね。
ブラックコーヒーの代わりにおすすめな飲み物
紅茶
ブラックコーヒーに比べるとカフェインの量は1/3程度に抑えることができます。
紅茶は抗酸化作用もあるのでストレスが溜まっている時にもいいですね。
また、カフェインレスの紅茶もおすすめです。
玄米茶
普通のお茶だと紅茶と同じくらいのカフェインが含まれているのですが、玄米茶にするとカフェインの量を少し減らすことができます。
玄米茶は香ばしいから飲みやすいですよね!
ココア
ココアもブラックコーヒーの1/3程度にカフェインを減らすことが可能。
また、ココアを飲む時ってミルクと一緒に飲むこともありますよね。
ミルクと一緒なら更にカフェインの量を減らすこともできます!
【結論】ブラックコーヒーの飲み過ぎはカフェイン中毒になる可能性がある
カフェインたっぷりのブラックコーヒーは飲み過ぎるとカフェイン中毒になる可能性が!
胃痛や頭痛が頻繁に起こる場合は、カフェインが入っていない飲み物に少しずつシフトしていくことをおすすめします。
でも、コーヒーが好きな人は完全にやめるのは難しいですよね。
意味なくがぶ飲みするのではなく、美味しいコーヒーを味わって飲むようにすると、量が抑えられますし満足感もあります。
「キューリグ」の定期便などを利用して、いろんなカフェブランドの珈琲を毎日のお楽しみにするというのもひとつ。
月替りでいろんなコーヒーを楽しめるので、コーヒー好きな人はきっと満足すると思います。