枝豆はダイエット中のおやつにいいと思いこんでいましたが、実はそれほど低カロリーではありません。
しかも塩分がしっかりついているので、食べすぎるとむくみなどの原因になることもあります。
ただし正しい食べ方をすれば、ダイエット中に食べたい食品なのも確か。
枝豆の太りにくい食べ方も紹介しますね。
目次
「枝豆太る」と言われる理由。カロリーが低いわけじゃない
枝豆の100g当たりのカロリーは135kcal。糖質は2.2gです。
135kcalって、あまり低カロリーとは言えない数字ですね。
同じような豆類の100g辺りのカロリーと糖質をみると一目瞭然。
- そらまめ:108kcal、糖質12.9g
- スナップエンドウ:43kcal、糖質7g
- グリンピース:43kcal、糖質8.2g
枝豆は糖質は少ないですが、カロリーは他の豆類と比べると高い方だったのです。
なので、太らないというイメージで食べると太るのです。
塩分高めなのも太る理由
でもダイエットに向かない理由は
- ご飯が欲しくなる
- 食べ過ぎてしまう
からなんです。
枝豆を食べる時って、塩水で湯がいたり、塩をつけて食べたりしますよね。
そもそも私たちの体ってミネラルが体に入れば満足するんです。
そして、昔の塩にはミネラルなどが豊富に含まれた天然の塩を使っていたので、食べた後は体が満足していたのですが・・・
今の塩はミネラルも少ない人口塩が多いんですよ。
だから、塩を沢山体内に入れても、体がもっとミネラルが欲しいと指令を送るんです。
結果、食べ過ぎてしまってカロリーオーバーになってしまうことも・・・。
また、人口塩には、体内で塩分濃度を調整するカリウムも含まれていないため、塩分の摂りすぎになって病気の原因を作ってしまうこともあるのです。
枝豆はダイエット時にとりたい栄養素が豊富
枝豆の栄養素を見ると、ダイエットに向いています。
食物繊維
食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消効果に役立ちます。
さらに食物繊維は胃を一時的に胃もたれ状態にしてくれるので、大量に食べ過ぎてしまうことを防ぐ効果も。
オルニチン
オルニチンは脂肪燃焼効果が期待できる栄養素です。
ジムなどで筋トレをする前に枝豆を食べれば、効率的に脂肪を燃焼できるはず!
カリウム
塩分を調節してくれるカリウム。
そのため、むくみを予防したり改善する働きがあります。
大豆サポニン
大豆サポニンには、内臓脂肪を減少させる働きがあるので、こちらも運動しながら摂取すると効果的な栄養素ですね。
タンパク質
私たちの生活になくてはならないタンパク質。
健康的なダイエットをするためにはタンパク質は必要不可欠で代謝アップに役立ちます。
むくみを解消したり脂肪燃焼を助けたりするので、塩分を調節したり食べ過ぎに注意すればダイエットとして役立つ食べ物だと言えますよね。
ダイエット中に向いている食べ方を紹介
ダイエット中にオススメする枝豆の食べ方をご紹介します。
食前に食べよう!
枝豆って脂肪分が含まれているので腹持ちがいいです。
だから、食前に枝豆を食べておけば、その後カロリーの高い食べ物を大量に食べてしまうことを防げます。
塩を選ぼう!
塩はぜひ天然塩のミネラルが豊富に含まれているものを使ってください。
ミネラルが含まれていれば、少量の塩でも体は満足します。
おすすめレシピを紹介
枝豆のオリーブオイル炒め
枝豆をオリーブオイルで炒めて塩で味付けする方法です。
焼いている時に蓋をして蒸してあげると枝豆がふっくらしますよ!
オリーブオイルは、様々な研究で健康に良いとされている良質なオイルなので、ダイエット時にも取り入れたいですね。
枝豆ガーリック
フライパンの中にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニク、輪切りにした鷹の爪を入れます。
いい香りがしてきたらレンチンした枝豆を投入して軽く炒め、塩コショウで味付けして終了です。
ニンニクパワーで元気が出るし、鷹の爪で脂肪燃焼効果もアップです!
ニンニクの風味のおかげで塩分控えめでも美味しく仕上がります。
【まとめ】食べ過ぎなければダイエットに適している
枝豆は栄養価をチェックするとダイエットに向いている食材なのですが、食べ過ぎてしまうことからダイエットに向かないという意見もあります。
枝豆を食べる時は、ミネラルがちゃんと含まれる塩を選んで食べ過ぎないように気を付けたいですね!