しいたけは、生では食べないようにしましょう。
日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」でも放映されましたが、ナマや加熱が十分でないしいたけを食べると「しいたけ皮膚炎」を起こす可能性があります。
しいたけ皮膚炎は耐え難いかゆみを引き起こす、アレルギー性の皮膚疾患です。
目次
しいたけを生で食べるはNG!しいたけ皮膚炎でとんでもない痒みがでるかも
しいたけ皮膚炎は、生やしっかり加熱されていないしいたけを食べることで起こる皮膚炎です。
アレルギー症状ですが、食中毒の一つとも言われています。
腕や背中、お腹部分に強い痒みを感じ、掻いたところには、ムチで打たれたような独特なあとが残ります。
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バーベキューの時期に起こりやすい皮膚炎なので、皮膚科の先生の中には「夏の皮膚炎」という先生もいるほど。
けれども、バーベキューの時期だけでなく、生や加熱が不十分なしいたけを食べると年中なる可能性がありますので、注意しましょう。
しいたけ皮膚炎の治療方法は内服やステロイド軟膏
しいたけ皮膚炎は自然に治ることが多いですが、皮膚科を受診すると内服薬や塗り薬が処方されることが一般的です。
ステロイドの入った軟膏が処方されることが多いです。
しいたけ皮膚炎がうつることはない
しいたけ皮膚炎は他の人にうつりません。
干し椎茸でもしいたけ皮膚炎は起こる可能性がある
干し椎茸の戻し汁でも、しいたけ皮膚炎が起こることがあります。
戻し汁を使う場合には、しっかり加熱をしましょう。
しいたけ健康法・美容法には要注意
しいたけは体に良い食品のひとつです。
テレビでしいたけによる健康法・美容法が取り扱われることがありますが、その後にしいたけ皮膚炎が急増することがあると言われています。
しいたけを使う健康法や美容法を行う際には、生を避け熱を加えたしいたけを使いましょう。
もししいたけを食べてから痒みや消化器症状が出た場合には、医療機関に相談してくださいね。
キノコ類を生で食べるのは危険!マッシュルームだけ生食OK!
数あるキノコ類ですが、マッシュルーム以外のキノコは生で食べると危険です。
えのき
優しいイメージのえのきですが、生で食べるととても危険です。
えのきに含まれているフラムトキシンは人間にとって毒で、死に至る可能性があります。
必ず加熱して食べましょう。
松茸
生で食べると消化器・呼吸器・皮膚に強いアレルギー症状を起こす可能性があります。
焼き松茸を食べる時には、じわっと汁が出てくるまでしっかり火を通してから食べましょう。
なめこ
大根おろしと一緒に食べるなめこは生でもいいのかな?と思いがちですが、ナマで食べると食中毒のような強い消化器症状を起こす可能性があります。
エリンギ・まいたけ・ひらたけ
毒性が弱いですが、加熱が不十分だと中毒性の症状を起こす可能性があります。
まとめ
生やしっかり加熱されていないしいたけは、しいたけ皮膚炎を起こす可能性があります。
しいたけだけでなく、キノコ類はしっかり火を通してから食べましょう。
生で食べて大丈夫なキノコはマッシュルームだけです。