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カモミールティーの「飲み過ぎはダメ」を検証。副作用についても考察

カモミールティーが好きでよく飲んでいますが、「飲み過ぎは危険」「副作用に注意」という情報を見て心配になりました。

  • 飲み過ぎるとどうなるの?
  • 飲み過ぎってどれくらい?
  • 1日何杯までいいの?

いろんな疑問を持ったので、詳しく調べてみました。

私と同じようにカモミールティーの危険性について心配になっている人がいましたら、良かったら参考にしてくださいね。

カモミールティーの飲み過ぎはダメと言われている理由

結論から言うと、カモミールティーは多少飲み過ぎたとしても、すぐに体に影響があるわけではありません。

ただし、体質によっては副作用的な症状が出る場合もあります。

「飲み過ぎが危険」と言われている背景には、下記の2つの理由がありました。

  1. 植物アレルギーの人は副作用を起こす可能性あり
  2. 肝毒性のある植物の混入

1.植物アレルギーの人は副作用を起こす可能性あり

厚生労働省によると、カモミールティーは植物アレルギーを持っている方だと副作用を起こす可能性があると報告されています。

カモミール製品を摂取したり接触したりするとアレルギー反応を起こすという報告があります。皮膚発疹、のどの腫れ、息切れやアナフィラキシー(生命にかかわるアレルギー反応)等を起こす可能性があります。
ブタクサ、菊、マリーゴールドやヒナギク等のキク科の近縁植物にアレルギー反応を起こす人は、カモミールにもアレルギー反応を起こしやすいようです。

引用:厚生労働省「統合医療」情報発信サイト

副作用を起こすと、下記症状が出る可能性があります。

  • 喉の腫れ
  • 皮膚湿疹(接触した場合)
  • 息切れ

上記に書かれているように、キク科の近縁植物アレルギーを持ってる場合はカモミールティーを飲むときに注意が必要です

植物アレルギーを持っているかどうかわからない場合には、まずは医療機関で確認してから飲むことをおすすめします。

といっても、殆どの人は問題なく飲むことができます。

私もいろいろなアレルギーを持っていますが、カモミールティーを問題なく飲んでいます。

ただ、飲んでみないと副作用が出るかどうかわからないのも事実です。

植物アレルギーを持っている方はもちろん、不安がある人は、かかりつけの医療機関で確認してから飲みましょう。

2.肝毒性のある植物が混入していたことがあった

カモミールに限らず、ハーブティーにするためのハーブを摘むときに、肝毒性のあるピロリジジンアルカロイドを含んだ植物が紛れてしまったことが問題になったことがありました

そして、多めの量のカモミールティーなどを長期間飲んだ場合、健康に影響を及ぼす可能性があると報道されたのです。

特に、子供や妊娠中・授乳中の人が危険という内容でした。(参考:食品安全委員会HP

この報道により「カモミールティーは飲み過ぎると危険」という部分だけが人々の記憶に残ってしまったのです。

1日何杯まで飲んでいい?

アレルギーがない人は、カモミールティーを1日3~4杯は飲んでも問題ありません。

ただ、カモミールティーを多めに飲んでいる人で、胃腸の調子が悪くなったことがあるという人達がいました。

カモミールティーは胃に優しいという人も沢山いますので、何でも飲みすぎは良くないということですね。

水代わりに飲むのではなく、紅茶やコーヒーのようにブレイクタイムに美味しく飲む飲み方がおすすめです。

カモミールティーで期待できる4つの効果

  1. リラックス効果
  2. 生理痛を和らげる
  3. 免疫力アップ
  4. 皮膚や粘膜のバリア機能アップ

1.リラックス効果

カモミールの優しい香りには、リラックス効果があり、眠気を誘うと言われています。

就寝前に飲めば睡眠の質をアップさせることも期待できますよ。

緊張して気分が高揚している時など、カモミールティーを飲んでコントロールしたいですね。

2.生理痛を和らげる

カモミールは別名「マザーハーブ」とも呼ばれるほど、女性特有の辛い症状を緩和しやすいのも嬉しい効果の1つ。

女性特有の症状の中でも一番効果が期待できるのが生理痛の緩和です。

カモミールには、平滑筋と呼ばれる筋肉を落ち着かせる働きがあり、これが生理痛特有のキューッとした痛みを和らげてくれます。

生理痛やPMSのある人は、女性特有の不調に特化した女性のためのハーブティーもおすすめです。

ホルモンバランスに注目して配合されたハーブティーなので、妊活中の飲み物にも向いています。


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3.免疫力アップ

風邪のひきはじめにカモミールティーを飲んでいると、体がポカポカしてきて、私たちが本来持っている免疫機能をアップしてくれます。

免疫力が高まるので、炎症を抑えたり、ウイルスが体内に侵入するのを防ぐ効果も期待できます。

4.皮膚や粘膜のバリア機能アップ

カモミールに含まれているアレズン誘導体と呼ばれる成分は、人間の皮膚や内臓の粘膜を保護する働きをします。

また、カモミールティーはリラックス効果も期待できることから、ストレスから来る胃腸の不調にも効果的です。

【重要】カモミールティーは薬ではないことを忘れないで

カモミールの歴史は古く、約4000年も前から薬草として使われてきましたが、薬ではないということを忘れないようにしましょう。

いろいろな効果を紹介しましたが、そのような作用を感じる人が多いということであり、必ずその効果が実感できるわけではありません。

カモミールティーを飲むタイミング。いつ飲むのがおすすめ?

カモミールティーは薬ではないので、基本的にはいつ飲んでも大丈夫です。

その中でも一番効果的とされるのが、就寝前です。

カモミールには抜群のリラックス効果が期待できますし、ノンカフェインです。

そのため、寝る前の飲み物をカモミールティーに変えるだけで、寝つきが良くなったり安眠効果が高まります。

また、ホッと一息つきたい時にも、積極的にカモミールティーを飲みたいですね。

妊娠中・授乳中に飲んでも大丈夫?

カモミールティーは、子宮を収縮させる作用があるため、妊娠37週以降になるまではおすすめできません。

ただ、妊娠の経過も人それぞれですので、妊娠37週以降も、医療機関に確認してくださいね。

授乳中については飲んでも問題ないと言われていますが、出産後に飲む際にも、医療機関に確認すると安心です。

カフェインフリーだけど「ブレンドティー」には要注意!

カモミールティー自体にカフェインは含まれていません。

ただし、紅茶にブレンドしたものは、紅茶の茶葉にカフェインが含まれるので要注意。

カモミールティーは、100%カモミールの花だけを乾燥させたものもあれば、紅茶にブレンドしたものもあります。

だから、「子供を落ち着いて寝かせるために、カモミールティーを飲ませたい!」と思っている方は100%カモミールだけが使われているものを選ぶのがコツ。

紅茶とブレンドしてあると、余計に寝なくなるので気を付けてくださいね。

美味しい飲み方とレシピを紹介します

はちみつ入りカモミールティー

カモミールティーにはちみつを加えるだけで、まろやかな甘みが加わりとても美味しく飲めるようになります。

ただし、はちみつは1歳までは飲めないので気を付けてくださいね。

美容と健康にこだわりのある人におすすめなのが「マヌカハニー」です。

抗菌力があるだけでなく、沢山の酵素も含んでいるので健康のためにも毎位置食べたい蜂蜜です。

>>マヌカハニーの詳細はこちら

ペパーミント入りカモミールティー

ペパーミントの爽やかな香りが、カモミールの苦味をなかったことにしてくれます。

スッキリ飲みたいという方におすすめの方法ですね!

この他にも、ハイビスカスやローズヒップなど自分の好きなハーブとブレンドすることで、カモミールティーが一層飲みやすくなりますよ!

カルピス&ミルク&カモミールティー

カモミールティーとミルクは同量。そしてカルピスは1/5程度。

ぜーんぶ混ぜて飲んでみてください。

カモミールティーの苦味は皆無で、子供でもゴクゴク飲めます。

独特な味を隠して美味い飲み方をさがそう

カモミールティーを飲むのが苦手だという方もいますよね。

というのも、カモミールってタンニンという苦味成分が入っているんですよ。

緑茶などはタンニンを覆い隠す成分が含まれているから、苦味が嫌だという人は少ないのですが、カモミールには緑茶のような苦味を覆い隠す成分がないので露骨に苦味を感じる時があります。

カモミールティーが苦手だという方は、大体このタンニンの苦味成分が苦手なんですよね。

でも、上記の飲み方だと、タンニンの苦味もしっかり隠れ、美味しく飲めます。

是非試してみてくださいね。

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