面接や試験のために一度は黒髪にしたけど、もう黒髪にする必要もないから黒染めを落としたいという場合、酢で落ちるという情報が出てきます。
でも、酢では黒染めは落ちません。
むしろ傷んでしまいます。
髪は一度傷むと修復するのに時間がかかるもの。
黒染めの正しい落とし方をチェックしてみましょう!
黒染めを落とすなら酢はNG!髪が傷んでしまいます
黒染めが酢で落とすことが出来るという噂がありますね。
結論から言うと、酢では落とすことはできませんが、塩では落とすことができます。
でも、酢や塩水を髪につけると髪がかなり傷みます。
しかも、誤って目に入ってしまうと、すごく刺激を感じて大変なことになるので、絶対にやらないでくださいね。
黒染めの取り方。いろいろな落とし方を紹介します
黒染めを取る方法、酢や塩をそのまま使うのは危険ですが、他にも意外と色々な方法があるものです。
脱脂力の高いシャンプーで洗う
お金をかけずに黒染めを落としたいなら、1日にシャンプーを30回くらい行うという方法もあります。
ポイントは、脱脂力の高いシャンプーをこと。
黒染めの液って、シャンプーをする度に浮き出てくるんですよ。
だから、何度もシャンプーしていけば黒染めを早く落とすことができます。
脱脂力の高いシャンプーは、頭皮や毛穴をスッキリさせるクレンジングシャンプーが多いです。
「どれを選べばいいのか分からない」という場合は、クレンジングシャンプーを購入しましょう。
ただしこの方法、必要以上の油分も落とすことになるので髪はかなり傷みます。
黒染めを色落ちさせやすいシャンプーとは?
黒染めした髪を色落ちさせたい時におすすめするシャンプー。
口コミをチェックしてみた所、パンテーンとLuxが色落ちしやすいことが分かりました。
パンテーンとLuxなら普通に市販店で購入することができるし、時々お買い得商品になっているから買いやすいですね!
市販のシャンプーで色落ちしやすいものを選ぶ時には、先ほどご紹介したようにクレンジングシャンプーを購入することも大事ですが、シリコン入りのシャンプーにすることも忘れずに。
ノンシリコンを買ってしまうと、色落ちしにくいのでやめておきましょう。
せっけんシャンプーで洗う
普通のシャンプーを使うよりも強力に黒染めを落とせるのが、せっけんシャンプーです。
どうしてせっけんシャンプーは黒染めを落としやすいのかというと、せっけんシャンプーは弱アルカリ性だからです。
弱アルカリ性のものを髪につけると、キューティクルが開くんですよ。
つまり、せっけんシャンプーを使えばキューティクルが開いて、髪を色落ちしやすい状態にしてくれるということ。
ただし、石鹸シャンプーは使い慣れない場合、髪の毛がギシギシすることが多いです。
入念なトリートメントは欠かせません。
プールや海の水は黒染めを落としやすい
プールの塩素も弱アルカリ性なので、黒染めの色を落としてくれます。
また、海水+紫外線も効果あり!
そもそも塩は水分を奪う性質があります。
これを利用して髪に塩水をつければ、髪の内部の水分を奪いながら内部の黒染めした液体も排出してくれます。
脱脂剤を使う
脱脂剤とは、ヘアカラー限定の特殊な薬で美容師さんも使います。
色は抜けるのですが、金髪になるようなことはないので安心してください。
この脱脂剤を使うと、最短30分で黒染めを落とすことができますよ。
脱脂剤には2種類あって、「色の色素を破壊するもの」「色の色素を無色化するもの」があります。
どちらがの方が髪へのダメージが少ないのかというと、色の色素を無色化する方です。
ただ、脱脂剤はドラッグストアなどの市販店では置いていないことが多いです。
ネットで買えるかもしれませんが、美容師さんにおまかせしたほうがトラブルが少ないです。
まとめ
黒染めを落としたい時には、
- シャンプーをしまくる
- せっけんシャンプーで洗う
- プールや海へ行く
- 脱脂剤を使う
などの方法がありました。
ただ、上手にケアしないとかなり髪が傷んでしまいます。
時々、「酢でも落とせる」という人がいますが、酢では黒染めは落とせないし目に入ると刺激になるのでやめておきましょうね。