水出し紅茶は食中毒の危険があると知り、すごく驚いています。
今まで何度も作ったことがあったので、焦ってしまいました。
問題ないと思いこんでいたので、何が食中毒の原因となるのかを調べてみました。
水出し紅茶で食中毒になると聞いてびっくり!!!
水出し紅茶で食中毒が起こるのは、その日の内に水出し紅茶を飲み切らないからです。
昔の人はよく、「宵越しのお茶は飲まない」と言っていましたよね?
これにはちゃんと科学的な根拠があるからなんですよ。
そもそも紅茶の葉には色々な栄養素が含まれています。
その栄養素の中でもポリフェノールやカテキンはとても酸化しやすい栄養素の1つ。
その他にもアミノ酸やフッ素、元素などは私たちの体に必要な栄養素であると同時に雑菌の栄養分になります。
つまり、水出し紅茶だって放置すれば酸化して色が代わり、味が代わり・・・・
最終的には雑菌の栄養素となるから食中毒が起こるという訳。
というか、昔の人がこういう名言を残していったということは、水出しのお茶を飲んで体調を崩した人が何人もいるからだと考えるのが自然ですよね。
水出し紅茶のメリット
水出し紅茶のいい所は、やっぱりすぐにアイスティーが作れる所。
時間をかけながらゆっくり茶葉を戻していくので、氷を入れて薄めない美味しいアイスティーが作れます。
また、カフェインが増えないというメリットも。
カフェインは温度が高いほど抽出されやすいので、水出し紅茶や妊婦さんでも飲みやすいんです。
水出し紅茶の安全な作り方
安全に水出し紅茶を作る時には、
- 水出し専用の茶葉を使う
- キレイな菜箸で茶葉を取り除く
- その日の内に飲める量だけ作る
ことに気を付けましょう。
まず、普通の茶葉だと熱処理がされていいません。
ちゃんと水出し専用の茶葉を使いましょう!
そして、茶葉を取り出す時に手で取り出すと雑菌の繁殖の元となります。
また、その日の内に飲めるだけの量に留めておくのは、先ほどの「宵越しのお茶は飲まない」が理由ですね!
美味しい水出し紅茶の作り方
水出し紅茶は500ccの水につき2.3個のティーバッグを使います。
- 容器に水を入れる
- ティーバッグを入れて少しふる
- 2~3時間放置すれば完成!
2~3時間以上放置すると、渋みが出るので美味しく飲みたいなら放置時間は絶対に守りたいポイントですね!
まとめ
水出し紅茶の中に含まれるポリフェノールなどは非常に酸化しやすい成分です。
また、雑菌のエサとなる栄養素も沢山含まれているので、水出し紅茶を作る時にはその日の内に飲み切れる量にしましょう。