水虫の薬として広く使われているルリコンクリーム。
ステロイドが入っていないので、安心して使っているという人も多いのではないでしょうか?
ただ、ルリコンクリームってべたつきがあるから、「塗った後の靴下、どうしよう?」と悩みますが、ぜひ靴下を履くことをおすすめします。
でも、乾燥させるためにも寝る前は靴下を脱ぎましょう。
ルリコンクリームを塗った後は靴下を履こう
ルリコンクリームを塗るのって、大体入浴後ですよね。
入浴後にルリコンクリームを塗った後は、靴下を履いておきましょう。
理由は以下の2つです。
- 浸透力が良くなるから
- 感染防止に繋がるから
浸透力が良くなるから
入浴後は肌が柔らかくなっています。
そのため、ルリコンクリームを塗ると有効成分が肌の奥まで浸透しやすいんですね。
だから、そのまま靴下を履いて肌を長く柔らかくしておいた方がいいのです。
感染防止に繋がるから
また、ルリコンクリームを塗った部分は水虫の菌が少なからず付着している可能性が!
水虫は感染するので、感染リスクを下げるためにも靴下でガードしておきましょう。
寝る時に靴下は履かずに乾燥させよう
ただし、いくら感染防止とは言え、長時間靴下を履き続けるのも水虫の足にはよくありません。
蒸れてしまって、逆に細菌が増える可能性がありますからね。
また、寝る時に靴下を履いたままだと以下が心配です。
- 血流に悪影響
- 寝つきが悪くなる
血流に悪影響
靴下を履いたままだと足首が締め付けられるので、足の先が血行不良になります。
寝つきが悪くなる
人間が眠りにつく時は、体温が下がる時。
布団に入って汗をかいて気化熱で体温が下がった時に眠りに入るんですよ。
しかし、靴下を履いたままだと熱を上手く発散させることが出来ずに、上手く寝付けないことも。
また、過剰な熱放出をしすぎて冷えの原因になることもあります。
水虫の時は感染対策は必須ですが、感染しにくい1人用の布団に入ったら、靴下は脱いで乾燥させましょう!
水虫の人の靴下の洗濯方法は他の洗濯物と一緒でOK
水虫の人の靴下と、水虫じゃない人の洗濯は感染予防のためにも分けた方がいいのでは?と思う人もいるかもしれませんね。
でも、水虫の白癬菌は、普通の洗濯をすればしっかり除去されるので、一緒に普通洗いで洗って大丈夫です。
水虫におすすめな靴下
水虫を悪化させないためには、足の環境を高温多湿にしないことが鉄板。
そのため、靴下の種類は5本指ソックスが一番オススメです。
5本指ソックスなら、指同士を分離することが出来る上に指同士のある程度の汗を吸収してくれます。
素材は綿がベスト
綿素材は汗の吸収が早い上に通気性も良いので、水虫の方にはすごくオススメなのです。
また、ポリエステルも速乾性に優れていて弾力がありますよ。
そして、抗菌作用がほしいならシルクがおすすめ。
シルクは吸湿性、放湿性ともに抜群な上に抗菌作用があります。
まとめ
ルリコンクリームは塗った後はべたつきがありますが、布団に入るまでは感染防止のためにも靴下を履くことをおすすめします。
また、水虫の方が履く靴下は出来るだけ高温多湿が防げる素材のものを選ぶのがベスト。
綿素材・ポリエステル・シルクなどで、白癬菌が好まない環境を作りましょう。