夜に炭水化物を食べると太りやすいと言われていますよね。
ということは、ダイエット中の夜食におにぎりは適切ではありません。
でも巷では「おにぎりダイエット」というダイエット方法も耳にします。
そこで、おにぎりを夜食に食べるのは本当にダメなのかを検証しました。
夜食におにぎりを食べながらダイエットしたいなら1日の摂取カロリーを調べよう
夜食におにぎりを食べても太らないためには、1日を通した摂取カロリーが消費カロリーよりも少なくする必要があります。
規則正しい食生活をしてカロリーを徹底的にオフしており、夜食でお腹すいた時にもまだ消費カロリーの方が上の場合なら、おにぎりを食べても太りにくいというわけですね。
一方、お昼や夜にカロリーオーバーしているにもかかわらず、夜食におにぎりを食べてしまうのは完全アウト。
「夜にデンプン質の炭水化物を摂取すれば太らない」と考える人もいるようですが、そもそも1日を通した摂取カロリーが高ければ太ります。
おにぎりダイエットが痩せるといわれているしくみ
なぜおにぎりダイエットが注目されているかというと、おにぎりは、パンやパスタといった他の炭水化物よりも体に優しいからです。
ダイエットのために「朝ごはんは菓子パン1個だけ」「おにぎりだけでお昼は過ごす」など、バランスの悪い食事をした経験ありませんか?
ダイエットを成功させる一番の近道は、体が喜ぶ栄養を毎日バランスよく摂取することなのです。
例えば、
- エネルギーとなる肉や魚は1日2回は食べるようにする
- 野菜は毎回摂取する
- 汁物は毎食飲む
- 発酵食品は意識的に摂る
- 野菜は毎食心掛ける
などです。
こうやってバランスの良い食事をすれば、太りそうなカレーだって牛丼も時には食べてもOKなんです。
おにぎりダイエットは、上記のバランスの良い食事の中におにぎりを主食として入れます。
おにぎりは、普通にご飯によそうよりもギュッとするから、お腹が満腹になりやすいです。
なので、他の食材を食べ過ぎず、結果としてバランスよく摂取カロリーを減らすことができるので、ダイエットしやすいのです。
この方法なら、ガッツリ食べることが出来るしストレスもかからないから嬉しいですよね!
おにぎりダイエットの注意点
でも、皆さんおにぎりダイエットは、下記のようにかなりの縛りがあることをご存知ですか?
- 納豆は1日1回だけ
- 果物は少量
- 1日1~3合のお米を食べる
- おにぎりの具はなし。魚もダメ!
- おにぎりダイエットは3週間までとする
- ジュースやお菓子はNG
- サプリや野菜はOK
- 激しい運動は避ける
- 水分は基本、水かお茶など糖質が少ないものだけ
注目していただきたいのが「間食はNG」という所。
おにぎりダイエットは、夜食は食べてはダメというルールがあるのです!
ですから、夜食でおにぎりを食べたいからおにぎりダイエットをしようという考え方は間違っています。
まとめ
「夜食におにぎりを食べるのはダイエットになる!」って、すごく簡単に聞こえるけど1日のトータル摂取カロリーなどをしっかり把握していないと成功することはありません。
ぜひ、夜食におにぎりを食べたい時には、1日のトータル摂取カロリーや消費カロリーと相談してから食べるようにしたいですね。
おにぎりを食べながら痩せたい時には、普段の食生活をバランスよく食べることが一番の近道でした。
「菓子パン1個だけ」など必要以上にカロリーを抑えてしまうと、体の中の代謝が悪くなるのでダイエットが失敗に終わることがほとんどなんですよ。
そのため、野菜や発酵食品、汁物などをバランスよく揃えた中におにぎりを入れてあげてくださいね。
こうすることで、ダイエットは成功しやすくなるはずです。