美容院でパーマやカラーをした後、仕上げにワックスをつけられることが多いですよね。
パーマやカラーを落ちにくくするためにも、当日の夜はシャンプーせずに寝たいのに、ワックスをつけられると困ってしまいます。
ワックスつけたまま寝るのは、髪や頭皮、肌にもよくありませんので注意が必要です。
美容院のあとワックスつけたまま寝るとこんなトラブルが起こるかも!
ワックスをつけた状態でそのまま寝るのは、髪にも頭皮にも良くありません。
もしワックスをつけたまま寝ると、髪や頭皮には以下のトラブルが起こる可能性があります。
髪が白くベタベタになる
髪にワックスをつけたまま寝てしまうと、ワックスが酸素と結合して酸化し、白色に変化してしまいます。
しかも、ワックスの主成分は油なので、翌朝起きた時にも髪はベタベタ・・・
ベタベタ状態なので、いつものようにスタイリングできる状態ではありません。
頭皮が雑菌だらけになる
頭皮にワックスがついた状態のままでいると、雑菌が繁殖してしまいイヤな匂いやフケ、かゆみの原因に繋がります。
さらに、毛穴がふさがりやすくなり、髪に栄養が行き届きにくくなり、抜け毛にも繋がります。
また、枕がワックスで汚れますので、枕に触れる肌がトラブルを起こす原因にもなります。
つまり、ワックスを放置していいことは1つもありません。
上記のようなトラブルが起きる可能性があるので、パーマやカラー後であっても、ワックスをつけた場合にはシャンプーして落としましょう。
ワックスつけたまま寝ると枕や布団がダニの温床になる危険あり
ワックスをつけたまま寝ると、枕や布団も悪影響があります。
就寝中にべったりくっついたワックスが原因で、ダニや雑菌が繁殖しやすくなるからなんです。
特に問題なのがダニ!
ダニは適度な湿度と温度があれば、どんどん増えていきます。
ダニにとってベスト環境が整っているのが枕や布団なんですよ。
だから、ただでさえダニがつきやすい枕や布団に、ダニのエサとなるワックスがべったりくっつくと、繁殖のスピードを加速させるだけです。
アレルギーを持っていてもいない人でも、反応しちゃいそうですよね。
もし、ワックスをつけたまま寝てしまった場合には、枕カバーなど髪が触れたものは交換して洗濯することをおすすめします。
パーマやカラー後にシャンプーしたくない時のワックス対策
パーマやカラーをした日に自宅でシャンプーをしたくない時は、事前に美容師さんに「今夜はシャンプーしたくないから、何もつけないでください」とお願いするといいですよ。
でも、もし伝えるのを忘れて、ワックスがついてしまった場合は、お湯だけの湯シャンでもいいのでワックスを洗い流しましょう。
ワックスは、お湯だけで完全に落ちませんが、洗わないよりはマシです。
ただし、翌日の髪は少しゴワゴワしがちなので、そこだけ注意が必要です。
やはり一番いいのは、ワックスを使わないことですね。
美容師さんもワックスをつけたまま寝るのは良くないと知っているので、伝えても気を損ねることはありませんので安心してくださいね。
頭皮の汚れに気をつけて
ワックスなどのスタイリング剤をよく使う人は、毛根部分に汚れがたまりやすいです。
毛根に汚れが溜まると、臭いやベタつきの原因になるだけでなく、髪の毛そのものの健康にも大きく影響があります。
30代以上の人は、白髪や薄毛の原因になることも!
ミラブルのような水の力で汚れを落とすシャワーヘッドなどに変えるのもおすすめです。
髪だけでなく肌にも良く、水だけの力で毛穴汚れが落ちてもっちり潤った肌になると口コミでも好評です。