裁縫に使う縫い針を処分したいと考えた時、どのように捨てればいいか迷いますよね。
小さいので普通ゴミに混ぜてもばれないのでは・・と思うかもしれませんが、とても危険なのでやめましょう。
縫い針の適切な捨て方をご紹介します。
目次
縫い針の捨て方。危なくない方法で捨てよう
縫い針は、「燃えないゴミ」と指定している自治体が多いですよね。
針はとても小さいですが、材質は「鉄」です。
ただ、さすがに縫い針を燃えないゴミの袋にそのまま入れるのは危険です。
かと言って、スクラップに出すような重量もありません。
他の人に迷惑がかからない安全な捨て方は以下の2つです。
- ガムテープにくるむ
- 缶や瓶に入れる
1.ガムテープにくるむ捨て方
ガムテープに縫い針をつけて、クルクルと巻いてしまいましょう。
ガムテープの粘着力で、縫い針が落ちてしまうことがないので安全に捨てられます。
また、心配な時には、ガムテープで縫い針をサンドイッチ状態にしてしまうといいですよ。
2.缶や瓶に入れる捨て方
缶や瓶の中に縫い針を入れて、蓋をして捨てます。
蓋が空かない限り縫い針が外に出てしまうことはないので、こちらの捨て方も安心です。
また、より安全に捨てたいなら中に磁石を入れて縫い針をくっつけた状態で蓋をするといいですよ。
「針在中」と大きく表示するとベスト!
針はやはり危険なものですので、はっきりと針が入っていることを表記すると、ゴミを収集する人たちにも危険を与えません。
マンションなどでは、ゴミ置き場を管理する人もいますよね。
そのような人たちが危険な目に合わないよう、気を付けてあげましょう。
不要な縫い針の処分は「針供養」という手段もあり
裁縫に使った縫い針の処分には、針供養するという方法もあります。
テレビで女性がこんにゃくにハリを刺している所を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
針供養とは裁縫の上達を祈る行事で、こんにゃくやお豆腐など柔らかいものに針を刺してお寺にもっていき、供養してもらいます。
毎年、関西や九州では12月8日、東海や東北では2月8日に行われますよ。
こんにゃくや豆腐などの柔らかいものに刺すことで、針に「ずっと働き続けてくれてありがとうございました。最後は柔らかい所でゆっくり休んでください」という成仏の意味を成すんですよ。
また、北陸の方では結婚して初めての針供養はお嫁さんに幸せを贈る行事ともされています。
ぜひ、近くのお寺や神社で針供養できるかどうかを確認してみてください。
不要な縫い針はそうそう大量に出るものではありませんので、近所で針供養をやっているお寺さんがありましたら、供養してもらうのも良い方法ですね。
不用品を処分するなら一気にしたほうがコスパがいい
大掃除や断捨離で不用品がたくさん出そうな場合は、少しずつ処分するよりも一気に処分したほうがコスパも労力も小さくすみます。
また、一気に掃除をしてしまったほうが目に見えてきれいになるので、モチベーションもアップ。
不用品引取業者はいろいろありますので、事前にかかる費用の比較をするといいですよ。
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