中学受験で勉強が忙しくなってきても子供が習い事を続けたいと希望している場合、両立しながらの受験合格は可能なのか、いつまで続けられるかの判断基準について解説します。
目次
中学受験でも習い事をやめたくない場合は両立が可能か
中学受験に挑む子供の殆どは塾に通っていますが、5年生になる直前辺りから本格的な受験対策の授業が始まり忙しくなるため、複数の習い事との両立はスケジュール的に大変になってきます。
ですが、どうしても続けたい習い事と塾との両立は、時間を調整しやすい塾に変更するなど対策することで可能です。
いつまで続けられるか。やめどきの目安
通っている塾や目指す志望校により、週に何回塾の授業があるかが違いますが、習い事と塾の授業や試験のスケジュールが合わなくなってきたら、習い事を整理するタイミングです。
また、ピアノやヴァイオリンなど習い事によっては、レッスン以外に家庭での練習が必要なものもあります。
自宅練習が必要な習い事と勉強を両立できるか否かは、レッスン日のだけでなく、今まで通り練習を続けられるかも考えなければなりません。
期限や目標を決めて両立させるのもあり
いつまで続けられるかと考えることも大事ですが、
- 塾が週○回以上になったら
- テストで○位以下になったら
と、勉強に集中したほうがよいタイミングを、予め親子で話し合っておくと迷いが生じにくくなります。
逆に、習い事での目的を決め、達成できたら勉強に集中するという方法もあります。
たとえば、
- 「サッカーのこの試合まで」
- 「ピアノで秋の発表会まで」
- 「スイミングで4種目泳げるようになったら」
など決めておくと、子供も目標ができて習い事も勉強も頑張りやすくなります。
両立させるなら塾や習い事の先生とのコミュニケーショが大事
受験期でも習い事を続ける場合は、通っている塾や習い事の先生たちに「両立しながら中学受験をめざす」とはっきりと伝えましょう。
なぜなら、それぞれのスケジュールの都合で片方を休まざるをえず、迷惑や心配をかけてしまう可能性があるからです。
ですから、決して中途半端な気持ちではないこと、どちらもやり遂げたいという強い意志を持っていることを知っておいてもらいましょう。
とはいえ、いくらやる気があっても、スケジュールが埋まりすぎると、勉強や習い事の練習に身が入らなくなり両立が難しくなることもあります。
親が子供の変化に気付けずにいることもありますので、両立に無理がないかを早めに知り、難しい場合には方針を変えるためにも、先生方とのコミュニケーションの風通しを良くしておきましょう。
受験期に習い事を続けるメリット
習い事を続けていると、勉強時間の確保が難しくなりますが、習い事は子供に良い影響も与えてくれます。
- 集中力がつく
- 忍耐力がつく
- 緊張感に強くなる
- 体力がつく
- 息抜きになる
習い事の種類によって得られるメリットは違いますが、勉強と自分が好きで続けている習い事を両立できることは子供の自信にも繋がりますし、勉強以外のことを学ぶことで内面も豊かになります。
また、優先順位や効率を考えながら過ごすことで、子供の思考力の成長も期待できます。
受験期でも続けやすい習い事
書道や絵画のように、自宅での練習がなく教室内で完結できる習い事は受験期でも続けやすいです。
逆に、ピアノやバレエなどは日々の自己練習も必要なので、受験をしない子供たちと同じペースで練習するのは時間的に難しいです。
運動系で続けやすい習い事は、個人競技のスイミングです。
サッカーや野球はチームプレイなので、自分の都合で練習や試合を休みにくいため、塾が忙しくなってきて時間が取れなくなってくると続けるのが難しくなります。
いずれにしても、習い事をしながらの受験勉強は勉強時間の確保が難しくなるため、効率よく勉強する必要があります。
習い事と両立させるための勉強方法
習い事を続けながら受験勉強をする場合、塾との両立が難しくなってきますが、オンライン家庭教師に切り替えるとスケジュール調整がしやすくなります。
なぜかというと、自宅で授業が受けられるので、塾のように往復の時間が必要なく、しかも習い事と重なった場合には授業を振り替えできるからです。
また、各子供の苦手な部分や伸ばしたい科目に焦点をあてた授業を組んでくれるため、時間が少なくても効率よく学べ、習い事と勉強を両立しながら受験合格が目指せます。
習い事との両立は時間との戦い
習い事は勉強では得られない学びがあり子供の成長にも役立ちますが、受験勉強と両立させる場合は勉強時間の確保が難しいです。
学校と習い事と塾を行き来する毎日となり、移動だけでもかなりの時間がとられてしまいます。
ですから、習い事と勉強を両立させながら受験に合格させるためには、時間を徹底的に節約し、短い時間内で濃い学習をすることが必要です。
塾と比較したオンライン家庭教師のメリット
自宅で授業が受けられる
移動時間が必要ないため、塾に通うより勉強時間を確保できます。
授業の振替ができる
授業日時を変更できるので、習い事と重なってもどちらも休む必要がありません。
効率良い授業が受けられる
塾のように多数に向けた一律の授業でないため、各子供が必要としている箇所を重点的に教えてもらうことができ、受験突破のための学習を効率よく進められます。
習い事をやめたくないけれど、受験勉強と両立できるか不安に思っているなら、オンライン家庭教師に切り替えることで、時間調整がスムーズになり効率よく勉強できるようになります。
※習い事と勉強を両立したい人だけが見てください
まとめ
中学受験合格を目指すけれど習い事をやめたくない場合、塾と習い事のスケジュール調整が難しくなってきたら、習い事をやめるか、スケジュールが合う塾に変えるか考えるタイミングです。
習い事を続けながら受験合格をめざすなら、スケジュール調整と、限られた時間内での効率の良い学習が必要。
習い事に時間を合わせることができ、受験合格のために自分が必要としていることを集中して学べるオンライン家庭教師に切り替えるなどし、受験を成功に繋げましょう。