部活と塾が重なってしまった場合、部活を休んで塾に行くことの是非について解説します。
部活を休んで塾に行くのはダメなのか
部活を休んで塾に行くことは悪いことではありません。
ですが、一緒に部活をしている仲間に迷惑をかけてしまったり、みんなが部活を頑張っているのに、ひとりだけ抜け駆けして勉強していると思われてしまう可能性があります。
将来のためには勉強することが必要なのは、他の生徒も一緒ですし、部活をすると決めたのは自分自身。
学校の授業と塾だけでも忙しいのに、時間的に厳しくなると理解した上で部活に入部しているのですから、できるだけ部活を優先させるほうがいいでしょう。
もし、塾で勉強することを優先させたいのであれば、休んでも大丈夫な縛りのゆるい部活を選ぶか、部活動に理解があり振り替えなどができる塾を選ぶといいです。
もしくは、自宅で授業が受けられ、部活の妨げとならない時間帯の授業が可能なオンラインでの学習を選ぶと、部活と両立しやすくなります。
優先順位の決め方
一度しかない学校生活で部活動を頑張りたいのか、将来のために希望校への合格を目指し塾で勉強したいのか、自分にとって大事なことは何かを考えると優先順位を決めることができます。
どちらを優先するかをよく考え、決めたことをやり遂げられるよう、親ではなく本人が決めましょう。
親の役目は、子供が決めたことをスムーズに進められるよう影でサポートすることです。
部活より塾を優先させた場合の内申書への影響
部活動をしているかや、活動実績は内申書に記載されます。
けれども、部活での実績が合格を左右する評価となることはほぼありません。
実績を残している場合、好印象を与える程度です。
ただし、部活での実績や活動を内申点として評価に加算する学校もあります。
部活について評価をする場合は、募集要項に予め記載されていることが多いので、前もって情報を集めておきましょう。
成績だけでなく部活動も重視している学校であれば、塾を優先させたり途中で退部すると悪い印象を与えてしまう可能性があります。
「部活と塾の両立」ではなく「部活と勉強の両立」と考ええよう
一番の目的は、部活をしながら志望校に受かることです。
ですから、部活と塾の両立について悩むのではなく、どうやったら部活と勉強を両立することができるかを考えましょう。
塾は、志望校に受かるための手段となる学習方法のひとつです。
部活をしていると塾に行けず勉強ができないなら、塾以外の学習方法を選ぶことで解決できます。
時間の制約が多い部活をしているなら、移動が不要で自宅で授業が受けられるオンライン家庭教師などの個別指導を利用すると時間に無駄なく勉強ができます。
オンライン個別指導のメリット
オンラインでの授業は、開始時間や曜日を選ぶことができ、授業の振替もできるため、部活で試合や合宿などがあっても授業を休む必要がありません。
また、個別指導だと、自分が苦手としている分野に焦点をあてて教えてもらえるなど、受験合格のための学習を効率よく進められます。
ですから、部活と塾が時間的に重なり両立が難しいと悩んでいるなら、オンライン家庭教師を利用すると、部活を続けながら受験対策も諦めずに続けることができます。
【まとめ】部活と塾はどっちが大事か→どちらも大事
将来のために部活より塾を優先させて勉強することは、決して悪いことではありません。
けれども、部活も自分で頑張ると決心して入部していますし、中途半端な参加は周囲の仲間たちに迷惑がかかってしまうこともあります。
部活は他に置き換えることはできませんが、勉強は塾以外の学習方法でも続けることが可能。
なので、部活と塾の両立が難しいと判断した場合には、自宅で学べる家庭教師などの別の学習方法に変更すると、部活を休むことなく受験勉強ができます。
塾に行かなくても受験対策はできるので、自分の生活に合った学習方法で勉強していきましょう。