昔はツヤがあってサラサラヘアが自慢だったのに、年齢と共に陰毛みたいな縮れ毛が目立ち始めて悩んでいます。
こんな風に違和感たっぷりの髪に変わってしまった時は、実は髪が薄くなる前兆かもしれません。
そう、このまま放置していくと薄毛が加速化するかもしれないのです。
だから、今すぐにでもケアしていくことがすごく大事。
ここでは、髪が陰毛みたいになってきた原因や改善方法をご紹介します。
髪の毛が陰毛みたいになる7つの原因
- 毛穴の詰まり
- 毛周期の乱れ
- 栄養が足りない
- 薬の副作用
- ホルモンバランスの乱れ
- 突然変異
- 病気
1.毛穴の詰まり
皮脂や汚れが毛穴に詰まっている部分があると、くせ毛のように髪がうねることがあります。
全体的に見て、一部分だけ髪のうねりが気になるなら、それは毛穴の詰まりが原因かもしれません。
ヘアオイルなどのスタイリング剤をよく使う人は、毛根部分に汚れがたまりやすいです。
毛根に汚れが溜まると、臭いやベタつきの原因になるだけでなく、髪の毛そのものの健康にも大きく影響があります。
30代以上の人は、白髪や薄毛の原因になることも!
ミラブルのような水の力で汚れを落とすシャワーヘッドなどに変えるのもおすすめです。
髪だけでなく肌にも良く、水だけの力で毛穴汚れが落ちてもっちり潤った肌になると口コミでも好評です。
2. 毛周期の乱れ
髪の毛って、「成長」→「休止」→「後退」のサイクルを繰り返しているんですよ。
ただ、この毛周期は肌のターンオーバーと同じで乱れやすいのです。
毛周期が乱れる主な原因は、生活習慣の乱れやストレス。
だから、夜更かしなどをしていると、毛周期が乱れて綺麗な髪がうねりやすくなります。
3. 栄養が足りない
髪に必要な食事をしっかり摂取していないと、髪が栄養不足となって弱り、縮れ毛の元となります。
ちなみに、髪が必要とする主な栄養素は「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」。
この3種類の栄養素をバランスよく摂取するのが大事なんです。
4. 薬の副作用
薬が原因で縮れ毛になる人も。
例えば、抗がん剤を投与すると髪の毛が抜けてしまう程、髪に強いダメージを与えます。
また、ステロイドを体に投与すると、逆に毛深くなります。
薬って、一度肝臓に貯蔵された後血液を通って全身に回るので、自然と髪にも影響を与えてしまいます。
5. ホルモンバランスの乱れ
出産した後や更年期などホルモンバランスが急激に変化しやすい時は、髪質も変化しやすいものです。
また、男性の場合はホルモンバランスが乱れるとAGAに悩まされることも。
思春期以降に頭頂部やこめかみの薄毛が気になる場合は、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
6.突然変異
髪の主成分であるケラチンタンパク質。
このたんぱく質が何等かの原因で突然変異を起こすことがあります。
突然変異を起こす主な原因は遺伝が多いです。
7.病気
病気によりホルモンバランスが乱れたり体にエネルギーが充満していないと、髪もエネルギー不足となって、うねり毛になりやすいです。
髪の毛が陰毛みたいになった場合の改善方法
陰毛みたいな縮れ毛は主に4つのタイプがあります。
それぞれ改善方法が違うので、1つずつ解説していきます。
波状毛(はじょうもう)の原因と対策
卵型にカールしてうねっちゃった波状毛。
くせ毛と呼ばれるほとんどがこの波状毛になります。
波状毛の原因は、「遺伝」「毛穴の詰まり」「生活習慣」の3つ。
シャンプーのすすぎ残しだったり、スタイリング剤が綺麗に落としきれていない時は要注意ですね。
また、生活習慣では過度なダイエットが波状毛の原因となっていることも。
そんな波状毛を改善するために、まず一番やってはいけないのは「抜く」という行為です。
成長期の髪は、波状毛であっても抜いてしまうと毛根が縮んでしまうので絶対NG。
薄毛の原因にもなるので絶対にやめましょう。
主なケアは、5つです。
- アミノ酸系のシャンプーを頭皮を労わりながらしっかり洗う
- シャンプー後のトリートメントでしっかりダメージを防ぐ
- カラーやパーマを頻繁に行うことをやめる
- 良質なタンパク質を意識的に摂取したり、睡眠時間を十分確保する
- ドライヤーを行う時は、髪を伸ばしながらかける
捻転毛(ねんてんもう)の原因と対策
髪を触った時にでこぼこした感触がある場合は捻転毛の可能性があります。
捻転毛になると、髪のぱさつきが気になったり天気が良くても広がりやすい髪になるので困るんですよね・・・。
捻転毛になる原因は、「遺伝」「頭皮の詰まり」「生活習慣」の3つ。
波状毛と同じですね。
中でも捻転毛は不摂生がかなり天敵。
だから運動不足や睡眠不足が続くと捻転毛になることがよくあります。
また、ストレスを感じると自律神経が乱れて血流が悪くなり、髪にも栄養が行き渡らなくなってしまいます。
結果として、細くて弱々しい髪になるんですよ。
そんな捻転毛をケアするためには、5つのことを行ってみましょう。
- アミノ酸系のシャンプーを頭皮を労わりながらしっかり洗う
- ヘアオイルで髪の保湿を徹底させる
- 頭皮マッサージで頭皮の汚れを綺麗に除去する
- ヘッドスパに定期的に通って頭皮環境を整える
- ホルモンバランス、自律神経を整える生活習慣を心がける
連珠毛(れんじゅもう)の原因と対策
別名「ビーズ・ヘア」とも呼ばれる連珠毛。
顕微鏡で確認すると、まるでビーズがつながっているみたいにボコボコしています。
そして連珠毛の特徴は、切れやすいということ。
だからこそ、慎重にケアした方がいいという声が少なくないのが、連珠毛なんです。
そんな連珠毛になる原因は、実はまだハッキリ分かっていません。
しかし、「遺伝」と「生活習慣」が関与していることがよくあるのだそう。
中でも遺伝がかなり多く、先天性の場合は親の毛髪形成に関わる遺伝子が突然変異をすることで、その突然変異が子供にそのまま遺伝して発症するようです。
ただし、生活習慣の影響も少なからず受けています。
栄養状態が悪いと髪も場所によって太さが変わるため、連珠毛になる場合があります。
では、そんな連珠毛のケアはどうしたら良いのか?
連珠毛をケアするためには、3つのことを徹底しましょう。
- 髪への負担を最小限にする
- 頭皮環境とヘアケアをしっかり行う
- 生活習慣を正す
特に、連珠毛の方は髪が絡まりやすいことから、どうしても髪に刺激を与えてしまうこともよくあります。
しかし、刺激を与えると更に連珠毛が悪化するので、パーマやカラーなどはあまりしない方が良いです。
縮毛(ちぢれげ)の原因と対策
コンプレックスを抱える人も多い縮毛。
諦めそうになるけど、ちゃんとケアする方法はあるんですよ。
まず、縮毛の主な原因は「アルカリ性のものを使用している」「遺伝」「髪へのダメージ」です。
アルカリ性のシャンプーなどを使用していると、キューティクルが開きやすくなって紫外線などの刺激にも弱い髪になってしまいます。
また、ヘアアイロンなどの髪へのダメージも主な原因の1つ。
アイロンを髪につけた時に「ジュッ」という音を聞いたことはありませんか?
これは、髪からの水分が蒸発する音なんです。
実はこの水分蒸発、かなり髪にダメージを与えているんですよ。
そんな縮毛をケアする方法は3つ。
- シャンプーやトリートメントを見直す
- アウトバストリートメントをつけて髪に十分潤いと栄養を与える
- 美容室で髪質改善トリートメントをお願いする
縮毛もアミノ酸系のシャンプーで優しく洗うと良いと言われています。
また、美容室で時々自宅よりもハイレベルなケアを行うと、より改善しやすくなりますよ。
うねうねチリチリする髪の原因と対策
髪がうねうねチリチリすると、朝のセットもうまくいかない!
髪がうねったりチリチリする主な原因は、「頭皮環境の乱れ」です。
例えば、生活習慣が狂ってホルモンバランスや自律神経が乱れると、血液の流れも悪くなるので、頭皮まで栄養がいかずに髪に悪影響を与えます。
また、シャンプーした時に汚れがしっかり落ちていなかったりしても、頭皮が詰まって髪に影響がでます。
そのため、私たちができる対策は以下の2つ。
- 生活習慣を正すこと
- シャンプーやトリートメントを丁寧に行うこと
バランスの良い食事や十分な睡眠時間の確保、頭皮に刺激を与えにくいアミノ酸系のシャンプーなどを使って、綺麗な髪を取り戻したいものです!
まとめ
髪が陰毛みたいにチリチリしてしまうのは、色々な原因があります。
中には遺伝でこうなってしまう方もいますが、生活習慣の乱れが関係していることも多いものです。
生活習慣の乱れなら、自分達で正すことができますし、今は沢山良いシャンプーやトリートメントが購入できます。
自分にできるケアから始めていきましょう。
髪のチリチリ状態が気になっている人は、つるんと潤いのある髪に導く水素トリートメントH2 ONEST(エイチツーオネスト)がおすすめです。
以前は美容院でしかできなかったのですが、最近はホームケア用が出ているんです。
美容院でケアするよりもずっと安くできるので、自分の髪質に合わせて回数を増やせます。
チリチリ状態の髪をなんとかしたいという人は、ホームケアしてみませんか?