完全ミルクで育てていると、夜中のミルク作りが辛いと感じる方は多いのでは?
完母ならサッと与えられるけど、完ミの場合は湯冷ましや粉ミルクを作る手間があるので、「早く夜中のミルクを卒業したい!」と思う方もいるはず。
そこで、本記事では、
- 夜中のミルクはいつまであげればいいのか
- 寝ている赤ちゃんはミルクで起こすべきなのか?
- 断ミルクのやり方
をご紹介いたします。
完ミの場合夜中のミルクいつまであげるべき?
赤ちゃんへの夜間のミルクは、だいたい生後10か月を目安にやめることが多いです。
とはいえ、離乳食の進み方や、1回に食べたり飲んだりできる量は赤ちゃんによって違います。
ですから一概に10ヶ月だから夜中は断ミルクとはできないのが現状です。
寝ている赤ちゃんを夜中のミルクで起こすべき?
粉ミルクは腹持ちが良いと言われているため、夜中もぐっすり眠って朝まで起きないなんて赤ちゃんもいるはず。
そんな時には、「夜中のミルクなしで問題ないの?」って不安になりませんか?
結論から言うと、寝ている赤ちゃんは下記の2つをクリアしていれば無理に起こす必要はありません。
- 体重が増えているか?
- おしっこの回数
1.体重が増えているか?
放っておけば朝までぐっすり眠ってしまいそうな赤ちゃんでも、月齢に応じた体重増加がある場合は、無理矢理起こさなくても問題ありません。
ただし、赤ちゃんはまだミルクがメインで育つため、体重があまり増えていない時には、起こしてミルクを与えるべきです。
2.おしっこの回数
新生児の場合のおしっこの回数は約10回。
最低でも1日7~8回程度のおしっこが出ている場合は問題ありません。
もしおしっこの回数が少ない場合は、脱水を起こしている可能性があるので寝ていても起こしてミルクを与えましょう。
この2つがクリアされていれば、3時間毎のミルクを与えなくても問題ないです。
赤ちゃんを起こす時には、足の裏や背中をトントンと叩いて起こしてあげましょう。
どうしても起きない場合は、少しだけ強めに足の裏をコショコショすると起きますよ。
夜間の断ミルクのやり方。みんなどうやっているの?
一般的には、夜間の断ミルクは生後10か月を目途にするのが理想と言われています。
これはどうしてかというと、赤ちゃんは1歳くらいになると知恵がつき始めるため、断ミルクが難しくなるからです。
では、どうやって夜間の粉ミルクを赤ちゃんに卒業してもらうのか??
沢山のママ達の断ミルクの方法を集めてみました!
- お茶や白湯を与える
- ひたすら抱っこ
- 夜のドライブ
- お腹をトントン
- 子守歌
- 泣きつかれるまで放置
- 少しずつ量を減らす
助産師さんのおすすめは量を減らすやり方
助産師さんがオススメしている断ミルクのやり方は、少しずつ量を減らすという方法です。
まず、食事後の粉ミルクをなくし、ミルクの時間や回数、量を減らしていきます。
断ミルクをする時には、1ヵ月前から少しずつ行うと成功しやすいとのこと。
しかし、1歳を過ぎて知恵がついている子供には断ミルクがスムーズにいかないこともよくあるもの。
そんな知恵がついた子に断ミルクを行う時には「言い聞かせ」が良いと助産師さんは伝えています。
言い生かせで断ミルクを行う方法は、カレンダーに断ミルクする日にシールを貼ります。
そして、ミルクを与える時には子供に何度も「この日になったらミルクとバイバイだよ」と伝え続けます。
伝える時には、「ミルクをさよならしても、愛情は変わらない」ことをしっかりと伝えましょう。
そして、断ミルク当日は、朝ミルクを与えて終わりにします。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
まとめ
赤ちゃんは生後10か月を目安に夜間の断ミルクを行うと良いと言われています。
赤ちゃんがよく寝てミルクの時間になっても起きない時には、「体重増加は問題ないか?」「おしっこの回数は問題ないか?」この2つをチェックしてみましょう。
また、夜間の粉ミルクを卒業する時には、1ヵ月前から少しずつ量や回数を減らしていくことを助産師さんは推奨していました。
出来るだけスムーズに夜間の粉ミルクが終われるよう、工夫しながら断ミを成功させたいものですね。