せっかくパーマをかけたのですが、結構すぐに取れてきてしまい「洗い流さないトリートメントが原因かも」と思ってしまいました。
でも調べたら、洗い流さないトリートメントが原因ではなかったんです。
何がパーマが取れやすくなる原因なのかもわかりましたので説明しますね。
洗い流さないトリートメントがパーマが落ちる原因ではなかった
洗い流さないトリートメントが原因でパーマが取れることはありません。
では、どうしてパーマが取れやすくなってしまうのか?ですが、原因は2つあったんです。
- まっすぐ伸ばしながらつけている
- 髪が傷んでいる
1. まっすぐ伸ばしながらつけている
洗い流さないトリートメントをつける時は、両手に髪をはさみ、アイロンみたいにまっすぐ伸ばしながらつけがちです。
こうやって伸ばしながら洗い流さないトリートメントをつけていると、まっすぐになるクセがつきやすくなり、パーマが取れやすくなる可能性が高まります。
また、ドライヤーをかける時も、髪を伸ばしながら乾かすと、パーマが落ちやすくなります。
2. 髪が傷んでいる
パーマをかけた後に髪の傷みがはげしいと、パーマが落ちてしまう速度も速くなります。
毛先がパサついていたり、切れ毛や枝毛が増えていると感じた時には、パーマが落ちやすい状態になっているので要注意です。
パーマ後に「洗い流すトリートメント」をつけるタイミングに要注意!
洗い流さないトリートメントはパーマが落ちる心配はなくても、実は「洗い流すトリートメント」でパーマが落ちる可能性があるのです。
理由は、洗い流すトリートメントが髪の内部に浸透するようにできているからです。
洗い流さないトリートメントの成分がパーマ液を排出させる
そもそも洗い流すタイプのトリートメントって髪の内部に栄養分が浸透して、傷んだ髪をケアしてくれますよね。
これがパーマと相性が悪いのです。
というのも、パーマをかける時も髪の内部に液体を浸透させるじゃないですか。
だから、せっかく内部にパーマ液が浸透した状態であっても、トリートメント成分を浸透させてしまうとパーマ液の成分が薄まってしまうのです。
そしてその結果、パーマがすぐに取れてしまうという残念な結果を生むのです。
せっかくパーマ液を浸透させているのに、トリートメント成分のせいでパーマ液が外に排出されてしまうなんて・・・なんか勿体なさすぎますよね・・・。
しっとりが逆効果!重力でパーマが落ちてしまう
また、パーマってふんわりしてないと上手にウェーブがかからないですよね。
でも、トリートメントのように栄養分がたっぷり入っているものを髪の内部に浸透させてしまうと、せっかく軽くてふんわりした髪が栄養分を吸って重くなってしまいます。
すると、重力に逆らえずにウェーブが取れてしまうのです。
パーマ後のトリートメントのポイントは「タイミング」「種類」
パーマした後でもトリートメントはタイミングと種類さえ間違わなければ問題なく使えます。
まずタイミング。
パーマ液が髪の内部まで浸透するには早くても48時間かかります。
そのため、パーマをかけて1週間も経っていればパーマ液は髪の内部に浸透しているため、パーマをかけてから1週間後から行いましょう。
そして、トリートメントの種類はできるだけ「さっぱり系」「サラサラ系」のふんわりタイプを選ぶことです。
トリートメントによくある、しっとり系を選んだり集中補修されるものだと、重力に逆らえなくなりますよ。
デジタルパーマに洗い流さないトリートメントをつけても大丈夫?
デジタルパーマに洗い流さないトリートメントをつけても全く問題ありません。
デジタルパーマだと髪に熱を加えて形を整えるので、「形状記憶パーマ」とも呼ばれるほど、ウェーブの持ちがいいです。
※普通のパーマは薬剤でウェーブを作ります。
しかも、デジタルパーマは濡らすとパーマが強くなり乾かすとパーマが弱くなります。
そのため、洗い流さないトリートメントで乾燥を防いであげると、より素敵なデジタルパーマに仕上がります。
パーマを長持ちさせる方法
パーマを1日でも長くキープしたいなら、トリートメント選びはもちろんのこと、その他3つのポイントがあるんですよ。
- 刺激は出来るだけ避ける
- コテやアイロンの使用は控えめに
- パーマ当日のシャンプーはしないこと
刺激は出来るだけ避ける
刺激とは、ブラッシングの刺激だったり紫外線の刺激など。
髪や頭皮に刺激が加わるとパーマは取れやすくなってしまいます。
コテやアイロンの使用は控えめに
髪は温度変化に弱いもの。
なので、コテやアイロンを毎日使っているとパーマは落ちやすくなります。
ただし、いくら熱に弱いと言っても、お風呂上がりにドライヤーで乾かすことなく寝てしまうのはNG!
塗れた状態で寝てしまうと、髪が傷んでパーマが取れやすくなるので、ドライヤーは必ずかけましょうね。
パーマ当日のシャンプーはしないこと
あまり洗浄力の高すぎるシャンプーを選んでしまうと、パーマが取れやすくなります。
特に、パーマをかけた当日はパーマ液が内部に浸透中の場合が多いので、シャンプーは使わない方がいいんですよ。
パーマをかけた当日は、シャンプーを使用せずにお湯で汚れを落とす程度にしておきましょう。
パーマにもおすすめ!ドラッグ ストアで買える洗い流さないトリートメント
リシリッチ 利尻ヘアクリーム
こちらは、髪の表面を保護する成分が含まれているので、パーマが長持ちします。
しかも、キューティクルも補修するのでパーマで傷んだ毛先にも有効なんです。
アリミノ ピースカールミルク
まさにパーマをかけた人のために作られたような洗い流さないトリートメントがこちら。
使用後もふんわりと仕上げてくれるのに潤いも与えてくれるという、美髪まっしぐらのトリートメントです。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+
沢山の種類があるミルボンの中でも、ピンク色のこちらのアウトバストリートメントはパーマ後にも使いやすいです。
髪をコーティングしながら、ごわついた髪をしなやかにしてくれてふんわり感をアップさせます。
ドラッグストアにないトリートメントもおすすめ!
通販でしか買えない洗い流さないトリートメントもすごくオススメです。
市販店に卸す費用を抑えているので、質の良いものがお手頃価格で買えたりします。
ラサーナ プレミオール ヘアエッセンス
12年連続売上1位を獲得しているラサーナの新しい洗い流さないトリートメント。
海藻パワーで潤いを与えながら、傷んだ髪を修復していきます。
ラサーナは自然療法にも取り組んでいるので香りが良いことも特徴ですよ。
アンファー ボリュームアップミスト
根本ケアで有名なアンファーが出している洗い流さないトリートメント。
ボリュームアップしやすく、ふんわりした髪をキープしやすいのでパーマをかけた髪にぴったりなのです。
アヴェダ デイリーリペア
自然由来にこだわった成分を多く配合しているのが特徴です。
そのため、パーマの天敵となる刺激を与えにくいのでパーマも取れにくいです。
また、ドライヤーの熱からも守ってくれて、爽やかな香りがするのも人気の秘密です。
パーマヘアにも試したい。洗い流さないトリートメントの効果的な使い方
- タオルドライをしっかり行う
- 毛先を中心に使う
タオルドライをしっかり行う
洗い流さないトリートメントって、髪を半乾き状態にしてから使用して、最後はドライヤーで完全に乾かすのが鉄板です。
しかし、この半乾き(タオルドライ)をしっかりと行わないと、効果的に美容成分が髪に浸透しません。
なぜなら、お風呂から出た後の髪は溢れんばかりの水分で保たれているから洗い流さないトリートメントが浸透する隙間がないのです。
だから、タオルでしっかりと髪の余分な水分を吸い取ってあげることで、美容エキスが浸透しやすくなり、綺麗な髪を作ります。
毛先を中心に使う
適量使うことはもちろん、洗い流さないトリートメントをつける位置もこだわってみてください。
洗い流さないトリートメントは、頭皮や頭上部分につけると、成分が濃密すぎるので向きません。
頭皮につけてしまうと、油分が異常に多くなってかゆみの原因になる可能性があるし、頭上につけると髪のボリュームがなくなって貧相に見えてしまいます。
そのため。洗い流さないトリートメントをつける時には、髪の中間と毛先につけるのがコツ。
特に毛先に重点的につけていけば、キューティクルも元気になって、最高に魅力的なパーマが作れますよ。
頭皮の汚れに気をつけて
ヘアオイルなどのスタイリング剤をよく使う人は、毛根部分に汚れがたまりやすいです。
毛根に汚れが溜まると、臭いやベタつきの原因になるだけでなく、髪の毛そのものの健康にも大きく影響があります。
30代以上の人は、白髪や薄毛の原因になることも!
ミラブルのような水の力で汚れを落とすシャワーヘッドなどに変えるのもおすすめです。
髪だけでなく肌にも良く、水だけの力で毛穴汚れが落ちてもっちり潤った肌になると口コミでも好評です。