食パンを食べる時に、パンの耳はカロリーが高いから残したほうがいいと聞いたことがあります。
そこでカロリーや糖質を調べてみたのですが、なんと白い部分とパンの耳のカロリーはほぼ同じでした!
ただ糖質はパンの耳のほうが高め。
ダイエットするなら、白い部分のほうがおすすめです。
食パンの耳のカロリーを調べてみた!
食パンって耳の方がカロリー高めだと思っている人が多いですよね。
でも、調べたらパンの耳のカロリーは白い部分と同じでした。
例えば、スーパーで安売りしてたら絶対買っちゃうパスコ(PASCO)の「超熟」。
イーストフードとか乳化剤が入っていないから安全で美味しいのでついつい買ってしまいます。
そんな超熟の6枚スライス1枚当たりのカロリーは164kcalです。
ということは、単純に2で割ると「中身の白いフワフワの部分82kcal」「茶色い耳の部分82kcal」になりますね。
また、サンドイッチにもしやすい8枚スライスで計算すると、1枚当たり123kcalなので、「白い部分61.5kcal」「パンの耳61.5kcal」になります。
糖質はパンの耳のほうが高い
カロリーは外側も内側も変わらないけど、糖質は耳の方が高いです。
耳あり食パンの糖質は、100g当たり46.1g。
耳なし食パンの糖質は、100g当たり38.8gです。
「食パンの耳は栄養がある」というのは本当?
食パンの耳は、糖質だけじゃなくて栄養価も真ん中部分より高いです!
なんと、8倍も栄養が高いと言われています。
その高い栄養素の名前は、「プロニル・リジン」!
体を元気にしてくれる物質なんですよ。
そもそも食パンにはデンプンとリジンが多く含まれているのですが、熱を加えて焼かれることで、この2つの成分が結合して「プロニル・リジン」と呼ばれる物質に変わります。
このプロニル・リジンは抗酸化物質なので免疫アップに役立つんですよ。
パンの耳はダイエットに不向き
こうやって考えると、パンの耳ってダイエットに向きませんよね。
糖質が真ん中よりも高いなら、ダイエットには不向きと言えます。
しかも食パン自体がフワフワしているので、どうしても早食いになりがちですよね。
早食いをすると、咀嚼回数が減るので満腹中枢が刺激されないから、沢山の量を食べてしまいます。
このことからもダイエットには向かない食べ物だと思います。
パンの耳はしっかり噛んで食べるので、ダイエット向きという意見もあった
でも、咀嚼回数が増えるパンの耳だけを食べるのならダイエットには向くかもしれませんね。
ふわふわの食パンを出すと2枚ペロリと食べれますが、ハード系のパンだといつもの半分くらいで顎が疲れてお腹がいっぱいになってしまいます。
だから、パンの耳をしっかり噛んで食べる量を減らせばダイエット食になる可能性はあります。
まとめ
食パンのカロリーは、外側も内側も同じです。
しかし、糖質と栄養素は耳の方が上!
ダイエットにパンの耳は不向きですが、子供さんにしっかり栄養を取らせたいなら、パンの耳はちゃんと食べてもらった方がよさそうですね。