ジュースクレンズに使えそうなジュースをファミマで探した結果、Shine&Shine(シャイン アンド シャイン)が候補にあがりました。
とはいえ、Shine&Shineをジュースクレンズで飲むにはいくつかのデメリットもあるので、本格的にクレンズする前のお試し用として使うことをおすすめします。
この記事では、
- ファミマで買えるジュースクレンズ用のジュースの調査結果
- 本格的ジュースクレンズにおすすめのジュース
- ダイエット目的でジュースクレンズをする時の注意点
を紹介します。
ダイエットしたくてジュースクレンズをしたのに、思ったように痩せなかったという結果にならないよう参考にしてくださいね。
ジュースクレンズに使えるドリンクをファミマで調査
ファミマでジュースクレンズで使えそうなジュースを探したところ、
- Shine&Shine(シャイン アンド シャイン)
- Squeeze Squeeze(スクイーズスクイーズ)
- 果肉入りグレープフルーツジュース
が候補にあがりました。
中でも1番条件を満たしていたのは、ストレートジュースのShine&Shineです。
Squeeze Squeezeや果肉入りグレープフルーツジュースは濃縮還元ジュースなので、ストレートジュースを使いたいジュースクレンズ用としては不向きです。
「濃縮還元ジュース」とは、水分を飛ばして濃縮させた果汁に、再度水分を加えて元の濃度に戻したものを指します。
濃縮させず絞ったままのジュースは「ストレートジュース」と呼びます。
Shine&Shineはジュースクレンズ用として完璧ではない
Shine&Shineは砂糖や香料・添加物を一切使用せず、こだわりの製法で作られているストレートジュースです。
公式サイトを見ると、Shine&Shineは低温殺菌・低温充填で作られていることがわかりますが、コールドプレスとは明記されていません。
そして、グレープフルーツ以外のShine&Shineは果汁のみだと濃くて飲みにくいため、水で濃度を調整しています。
Shine&Shineでジュースクレンズをした場合の2つのデメリット
1.栄養素が足りない
Shine&Shineは現在6種類販売されていますが、いずれもフルーツジュースです。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は含まれていますが、ジュースクレンズ用のジュースに含まれている野菜の栄養素が入っていないので、栄養成分的な偏りがあります。
2.カロリーや糖質が高め
Shine&Shineは原材料がフルーツだけなので、野菜とフルーツで作ったジュースに比べ、カロリーや糖質が高めになってしまいます。
Shine&Shineのカロリーと糖質をチェック
Shine&Shineの成分表には、糖質量ではなく炭水化物量しか載っていません。
炭水化物量は、糖質量と食物繊維量の合計です。
成分表には食物繊維量も載っていないので計算ができませんが、果物には食物繊維も含まれているので、Shine&Shineの糖質量は下記炭水化物量より少なめと考えることができます。
下記の数値は、100mlあたりのカロリー数と炭水化物量です。
種類 | カロリー | 炭水化物 |
---|---|---|
ブルーベリー | 58kcal | 12.6g |
ベリーバナナ | 41kcal | 9.7g |
巨峰アロエ | 41kcal | 10.3g |
グレープフルーツ | 29kcal | 6.9g |
オレンジ | 39kcal | 8.4g |
キウイ | 41kcal | 11.1g |
ジュースクレンズをする時には、1日に2Lから2.5Lのジュースを飲みます。
となると、1番カロリーの低いグレープフルーツでも、1日に580~725kcal摂取することになります。
本格的ジュースクレンズをする時のジュースの選び方
本気でジュースクレンズをしたい人は、野菜と果物のコールドプレスジュースを用いてクレンズしましょう。
ジュースクレンズは、消化管を休ませるため、不溶性の食物繊維を避けます。
ですから、ミキサーやブレンダーで野菜や果物を丸ごと粉砕して作ったドロっとしたスムージーのようなジュースではなく、コールドプレス用のジューサーですりつぶし不溶性食物繊維を除去したサラサラのジュースを使います。
また、ミキサーやブレンダーを使うと、粉砕する時の熱でビタミンや酵素が壊れやすくなります。
野菜や果物のビタミンや酵素を全て摂取するためにも、ジュースクレンズでは熱が発生しないコールドプレスで作ったジュースを使います。
ジュースクレンズにおすすめのコールドプレスジュースは「SALONIC」
ジュースクレンズ用のジュースは、作りたてを店舗で買うのが1番ですが、通販で買うこともできます。
数あるコールドプレスジュースの中でのおすすめは、SALONIC(サロニック)のコールドプレスジュースです。
おすすめの理由は、
- 量が1本400mlである
- 冷蔵で届く
の2点です。
1.量が1本400mlである
多くのクレンズ用のジュースは、200mlの6本セットを1日分としていますが、SALONICは400mlの6本セット。
ジュースクレンズは1日に2Lから2.5Lのジュースを飲むので、200ml×6本だと足りません。
2.冷蔵で届く
通販で販売されているコールドプレスは冷凍が多いです。
果物や野菜の栄養素は冷凍してもそれほど栄養素は損なわれないと言われていますが、やはり生よりは栄養価が下がります。
より効果を求めたいのであれば、冷凍していないSALONICのようなジュースを用いましょう。
コールドプレスジュースは手作りもできる
デトックスをするために、定期的にジュースクレンズをしようと考えているのであれば、コールドプレスジュースを自作するのもいいですね。
コールドプレス用のジューサーは、ミキサーやジューサーと比較すると高いです。
けれども、SALONICのコールドプレスジュースは1日分(6本)で6,600円。
ジュースクレンズは48時間は行いたいので、SALONICのジュースを使うと1回のクレンズで13,200円もかかることになります。
コールドプレスジュースを作るヒューロムスロージューサーは6万円以上と高額ですが、数回ジュースクレンズをすれば元が取れるだけでなく、毎日家族で飲むジュース用としても使うことができます。
ダイエット目的でジュースクレンズをする時の注意点
ジュースクレンズの本来の目的は、ダイエットではなくデトックスです。
海外のセレブたちから人気が出たジュースクレンズは、日本ではダイエット方法として注目されていますが、「ジュースを飲むだけで痩せられる」と簡単に考えていると、せっかくチャレンジしたのに痩せないという結果になる可能性があります。
ジュースクレンズ中はジュースで糖分とミネラルだけを摂取し、固形物は食べません。
なので暴飲暴食で疲れた内臓を休ませることができ、消化活動で使っていたエネルギーを老廃物の排出や、体の修復などに使えるようになります。
クレンズ中は摂取カロリーが減るので体重も多少落ちますが、クレンズ前後の準備食や回復食を正しく行わないと、痩せないどころか逆に太ってしまう可能性もあるんです。
「ジュースだけを飲んだら痩せるらしい」とジュースをがぶ飲みしただけでは期待はずれの結果になってしまいますので、ジュースクレンズで痩せたいのであれば、面倒でも準備食や回復食も準備し取り組みましょう。
できるだけ手軽に痩せられる方法を探している方へ
もし、あなたがもっと手軽にダイエットしたいと思っているのであれば、準備食や回復食が必要となるジュースクレンズよりも、食事とジュースを置き換えするだけのダイエットのほうが向いています。
ただし、ファミマのShine&Shineや、クレンズ用のコールドプレスジュースでは食事と置き換えにするには栄養が足りませんので、1日に必要な栄養素を網羅しているジュースを選びましょう。
たとえば、グリーンクレンズジュースのように、ビタミンやタンパク質・食物繊維の他にも
- 痩せやすい体質に導くと言われている乳酸菌
- アンチエイジングや美容に効果があると話題のスーパーフード
- 50種類以上の野菜や果物からの酵素
などを配合しているジュースを選ぶと、食事と置き換えしても栄養不足に陥りにくいです。
置き換えダイエットは「お腹が空きやすいのでは?」と心配になるかもしれませんが、置き換えた食事以外は普通の食事を摂ることができるので、ジュースクレンズより空腹になりにくく辛くありません。
また、栄養をしっかり摂れていれば、1日のカロリーが減ったとしても疲れにくく、体調や肌への影響も避けることができます。
しかも、グリーンクレンズジュースでの置き換えであれば、値段の面でもメリットがあります。
一番お得な買い方をすると1食分が144円なので、1日分が6,600円のSALONICのコールドプレスジュースと比べると、かなり安くダイエットができるんです。
確実に痩せられるならジュースクレンズにこだわらないという方であれば、検討してみてくださいね。
まとめ
ファミマで買えるジュースクレンズ用のジュースとしては、Shine&Shineが代理品として使うことができます。
ただし、Shine&Shineは成分がフルーツのみなので、野菜なども含まれているジュースよりもカロリーが高く栄養素が少ないので、本格的にジュースクレンズをしたい人にはおすすめしません。
また、ジュースクレンズで痩せたいのであれば、準備食や回復食がとても重要になってきます。
ジュースを飲んだだけで簡単に痩せられると思っている場合は、ダイエット失敗という結果になる可能性が高いので注意してくださいね。
本気でジュースクレンズで痩せようと考えているのであれば、コールドプレスのジュースを使い、準備食や回復食も正しく行いましょう。