気力も体力も奪われるお葬式。
でも、故人の最期はきちんとした身なりで見送ってあげたいものですね。
お葬式の時に髪をまとめるのは、マナーでもあります。
ここでは、ロングの髪型の場合、お葬式にはおろすのはNGなのかどんな髪型がベストなのかをご紹介します。
ササっと簡単に出来る髪型を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
お葬式に髪をおろすのはダメ。結べる長さなら結ぶのがベスト
お葬式に髪をおろしたまま出席するのはNGです。
お葬式は、華やかな印象をなくさないといけないので、髪が肩より下になる時には、なんらかの方法で対処する必要があります。
1番適した髪型はひとつに結ぶ髪型です。
ただし、長すぎる場合には逆にふさわしくない髪型にもなりえますので、まとめがほうがいい場合もあります。
お葬式の髪型ロングに適した簡単にできるやり方を紹介
ロングヘアで一番適した髪型は、やはり1つに束ねる方法。
と言っても、束ね方1つで失礼に見えてしまうので慎重にいきたいものです。
ロングヘアの方が髪を1つに束ねる時には、耳より下で束ねることがポイント。
昔から、「耳より上や慶事、耳より下は弔事」と言われているんですよ。
だから、ポニーテールはNG!
うなじの部分で1つにまとめて、おくれ毛などもしっかりなくすようにしてください。
ただ、ゴムが見えるのが嫌だという場合は、シニヨンやギブソンタックがおすすめです。
シニヨンの作り方
- 髪を下の方で結んで1つに束ねます。
- 結んだ束を毛先までねじります。
- ねじった束をゴムにグルグルと巻き付けます。
- 丸く綺麗に整ったら、黒のヘアピンで固定して完了です。
ギブソンタックの作り方
- 髪を下の方で結んで1つに束ねます。(おくれ毛は作らないこと)
- 結んだ部分の真ん中に穴をあけて「くるりんぱ」。
- くるりんぱして残った毛先をゴムで縛ります。
- くるりんぱした中に入れて完了です。
セミロングに適したお葬式の髪型は?
セミロングの場合も、髪が顔にかかるのがあまり良くないので、束ねられるなら1つに束ねてしまうのがベストです。
1つにまとめる時には、そのままでもOKですが下の方でお団子を作ってもいいですよ。
お葬式には巻き髪もダメ
お葬式に巻き髪で出席するのもNG。
巻き髪も華やかな印象を与えるので、控えてください。
巻き髪をしてしまうと、喜んでいると勘違いしてしまう人もいるので、遺族のためにもやめましょう。
お葬式にバナナクリップなどのヘアアクセサリーは使ってもいい?
バナナクリップなどのヘアアクセサリーをつける時は、「装飾品」としてつけなければ使用しても問題ありません。
ただし、飾り気のない黒色のヘアアクセサリーを選ぶのがポイントです。
例えば、ボブくらいの、バナナクリップがないとどうしても髪がまとまらない長さだという場合は、「髪留め」目的で使用する分には問題ないということです。
ただ、やはり髪をまとめるのであれば黒ゴムで1つに結ぶのが一番その場に適しています。
そのため、どうしても使わないと横髪が出てしまう時だけ使うことをおすすめします。
まとめ。お葬式ではひとつに結ぶのがベスト
髪が肩より下にある方がお葬式に出席する時には、1つで束ねていくのが礼儀です。
そして、髪を結ぶのは黒ゴムで1つで結ぶのが一番。
お葬式では華やかな印象を与えやすいものはNGなので、巻き髪や夜会巻き、ポニーテールなどはしないようにしたいですね。
ヘアオイルなどのスタイリング剤をよく使う人は、毛根部分に汚れがたまりやすいです。
毛根に汚れが溜まると、臭いやベタつきの原因になるだけでなく、髪の毛そのものの健康にも大きく影響があります。
30代以上の人は、白髪や薄毛の原因になることも!
ミラブルのような水の力で汚れを落とすシャワーヘッドなどに変えるのもおすすめです。
髪だけでなく肌にも良く、水だけの力で毛穴汚れが落ちてもっちり潤った肌になると口コミでも好評です。