筋子をほぐして、いくらにしてから思いっきり食べてみたいけど、
・なんか潰れそう
・膜が剥がれなさそう
・上手く血合いが取れなさそう
などが気になりませんか?
こう考えるとなかなか手が出ない筋子ですが、お湯を使うことで簡単にいくらにできます。
本記事では、筋子を失敗なく綺麗ないくらにほぐす方法をご紹介いたします!
筋子のほぐし方はお湯につけると簡単
筋子をほぐす時は、温度を調節するのが失敗しない鍵なんです。
筋子をほぐす時には、
- 40度のお湯
- 塩
があれば簡単にほぐすことができるんですよ。
- お湯を40度くらいに温める(フツフツと沸騰してきたら40度です)
- お湯に対して3%くらいの食塩を入れる
- 優しく筋子を入れて、膜を切り開き、血合いなどを取り除く
この方法を繰り返すことで、筋子をキレイにほぐすことができます。
もしも筋子の汚れが気になる場合は、網を使って筋子を手で押してください。
「網で押すと筋子はつぶれないの?」と不安になるかもしれませんが、筋子はつぶれないので思いっきり潰してOK!
生筋子の上手な選び方
生筋子は、選び方次第で味がかなり変わると言われています。
どうせ食べるなら、鮮度が良くて味が抜群の筋子を食べたいですよね!
生筋子を選ぶ時は、
- 膜のハリ具合
- 粒の色
を注視してください。
膜のハリ具合
筋子の膜がピーンと張っているものを選んでください。
膜が下手っていたり、血筋が赤黒くなっているものは鮮度が落ちている証拠です。
粒の色
鮮度が良い筋子の色は、綺麗な朱色をしています。
ぜひ、卵一粒一粒をじっくりチェックしてくださいね。
白くなったらどうすればいい?
熱湯に筋子を入れると、白くなってしまいます。
これは、タンパク質の変質によるものなので、元の状態には戻れません。
ただ、ぬるま湯に入れて白くなってしまった筋子は、醤油や塩に漬ければ元の色に戻るので心配なしです。
アニサキスの食中毒を防ぐには冷凍が一番
アニサキスは70度以上だと死滅すると言われるけど、筋子は40度くらいでほぐすのがベスト・・・
となると、気になるのがアニサキス食中毒ですよね。
筋子でアニサキス対策をする場合は、醤油漬けなどの味付けをしたら一度冷凍してしまうことです。
アニサキスは、-20℃以下の冷凍庫に24時間放置すると死滅するので、最低でも1日は冷凍庫で冷やしてから食べましょう。
オススメの食べ方は醤油漬け・味噌漬け・塩漬け
皆さんは筋子をどんな食べ方をしていますか?
筋子の美味しい食べ方と言えば、醤油漬けですが、その他にも味噌漬けや塩漬けがとても美味しく食べられるんです!
それぞれのレシピをご紹介します!
※生筋子1本分のレシピです。
筋子の醤油漬け
- 酒とみりん(各大匙2)を鍋に入れて沸騰させる
- アルコールが飛んだら醤油(大匙2)を入れて3分程度に詰める
- 常温に冷ましたら筋子を入れる
- 冷凍庫に入れて半日~1日味を染み込ませる
筋子の味噌漬け
- みりん(大匙1)、味噌(大匙2)を混ぜておく
- 一晩漬けたら出来上がり
筋子の塩漬け
- 昆布だしに塩(3~5%程度)入れる
- 筋子を1に入れてさっと洗う
筋子の塩漬けが一番早く食べられますね!
まとめ
筋子を美味しくほぐすコツは、40度のお湯と3%程度の塩です。
筋子は9月~11月頃にスーパーに出回ります。
季節ものなので、一度は美味しく調理して食べてみたいですね。