中学生が部活に入らないで習い事を優先できるか。両立の可能性は？

中学生は部活に入らないとダメなのか、習い事を優先させられないのかについてまとめました。

中学生は部活に入らないで習い事を優先しにくい

中学に入ると部活への参加が必須となり、習い事との両立が難しくなることが多いです。

スポーツ庁の実態調査によると、全国の約30%の中学校が全員所属としています。
（引用：スポーツ庁平成29年度運動部活動等に関する実態調査報告書）

全員の部活所属が求められている中学校では、全生徒がなんらかの部活に所属し活動しなければなりません。

また、部活によっては、休むことに対し厳しい態度をとる顧問や上級生がいるため、習い事と部活が重なった時に習い事を優先させることが難しいことがあります。

部活より習い事を優先させたい場合

習い事を優先させたい場合は、予め部活顧問やコーチ・仲間たちに、習い事のために部活を休む可能性があることを相談しておきましょう。

とくに、チームプレイの部活や、自分が休むことで周囲の仲間に迷惑がかかる場合には相談しておく必要があります。

相談してもいい顔をされなかったり休みにくい場合には、活動が活発でなく習い事のために休むことを咎められない部活に移ることを検討しましょう。

部活に入らないと内申書に影響するか

部活をしないと高校受験の内申書に影響があると心配になりますが、一般入試であれば問題はありません。

内申点は、学業の成績だけがつけられます。

部活動は課外活動なので、内申点には加算されません。

部活に関しては、「1年○○部」「2-3年△△部」のように簡単に記載されることが多く、途中退部したり、別の部活に変わったとしても受験校にマイナスの印象を与えないです。

ただし、推薦入学や中学での部活動を重要視している高校に入りたい場合は注意が必要です。

自分が行きたい高校が部活動をどの程度重視するのかを、受験要項を確認したり、先生からそれとなく聞きだしてみましょう。

習い事と勉強を両立させる4つのポイント

中学生になると授業内容も難しくなり科目も増えるため、習い事を続けたい場合は勉強とうまく両立してく方法を見つけていく必要があります。

１．体調管理を第一優先させる

体調を崩すと、習い事だけでなく学校生活にも影響が出ます。

中学生は成長期で身体が大きく変わる時期です。

また、小学生のときより勉強がハードになるためストレスが溜まりやすくなります。

睡眠と食事をしっかりとり、体調を崩さないよう過ごしましょう。

２．通うのにできるだけ時間をかけない

学校や家から遠く離れてた習い事は移動時間がかかるため、近くの教室に移れるのであれば変わることも検討しましょう。

３．スケジュールを把握する

習い事の試合やコンクールと、学校の定期テストや部活の大会などを把握し、重なる場合は何を優先させるかを予め考えておきましょう。

スケジュールを把握することで、学習計画も立てやすくなります。

４．両立しやすい勉強方法を見つける

部活以外に習い事もしている場合は、学習にあてる時間が少なくなるため、自分にあった勉強方法を見つけて、勉強に遅れをとらないよう対策する必要があります。

時間を有効に使える勉強法を選ぼう

限られた時間内に効率よく勉強したい場合は、オンラインの個別指導が向いています。

習い事をしている場合、往復の移動時間や家での自己練習などの時間も必要です。

さらに、部活にも入っている場合は、勉強のための時間を確保することが難しくなります。

中学は新しいことを覚えなければならず、高校受験対策もしなければならないため、小学生の時以上に勉強をしなければなりません。

沢山勉強しなければならないのに時間が限られているなら、時間効率良く勉強する必要があります。

効率よく学べる学べる方法とは

自分ひとりで勉強するよりも、勉強のプロから教えてもらうほうが短時間でも効率よく学べます。

とはいえ、集団塾は周りのペースに合わせなければなりませんし、通うのにさらに時間がとられてしまいます。

だからこそ、自宅で教えてもらえる家庭教師などの個別指導が時間のない子には向いています。

個別指導は、自分が苦手としている部分に焦点をあてて教えてもらうことや、難しい教科を先取りで予習して授業内容をスムーズに理解しやすくするなど、子供が必要としている授業が可能です。

オンラインだと感染の心配もありませんし、先生にお茶を出したりする必要もないので親の負担もありません。

また、集団塾とは違い、授業の振り替えがスムーズにできますので、習い事や部活のスケジュールと重なっても安心です。

時間がないなかでどうやって勉強させていこうか不安に思っているなら、個別指導を利用することで、子供が続けたがっている習い事と勉強や部活の両立がスムーズになります。

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まとめ：習い事を続けたいなら部活だけでなく勉強も考えるべき

中学校によっては、全生徒が部活に入らなければならないところもあり、中には習い事を理由に休みにくい部活もあります。

習い事を続けたいなら、部活関係者に習い事を優先させることがあることを相談するか、休みやすい部活を選ぶといいでしょう。

中学校は勉強も難しくなっていくため、習い事と勉強をうまく両立させることも考えなければなりません。

限られた時間で効率よく学べる個別指導などを利用し、次の目標である高校入学に向けて進んでいきましょう。