部活をしていると、時間的に塾に間に合わなくなることが増えてきます。
- どちらを優先させるべきか
- 両立させるためにはどのように勉強すればいいか
についてまとめましたので参考にしてください。
部活のせいで塾が間に合わないならどちらを優先させるべきか
各家庭の勉強方針によって、部活と塾のどちらを優先させるかは意見が分かれますが、塾に入っているけれども「部活をやる」と決めたのであれば、部活を優先させましょう。
学校の部活動は集団行動です。
自分から入部したのに、塾を優先させて早く抜けたり休んだりする中途半端な行動は嫌われてしまいます。
時間が重なり、どちらかを優先させなければならなくなった場合には、遅い時間のクラスに変えたり、授業を振り返るなど対策してみましょう。
自分の意志で部活と塾を両立させると決めたのであれば、中途半端にならないようどちらも納得行くまでやり遂げることで、自信にも繋がります。
部活を続けながら塾を優先させる場合
塾の授業に間に合わせるために部活を早退するなど、塾を優先させたい場合には、部活の顧問や部長に「塾の授業を受けたいので早退させてほしい」と理由を説明し了承を得ておきましょう。
ただし、他の生徒の手前、1人だけ特別扱いはできないと許可が降りない場合もあります。
その場合は、塾に遅れていくか、部活を辞めるかしかありません。
顧問の先生が許可しても、後片付けなどを残して塾に行くと、部活の仲間たちに良く思われない可能性もあります。
人間関係が悪化すると、勉強にも支障が出てきますので、なるべく波風が立たない方法を選ぶようにしましょう。
部活と塾の両立は難しいと言われている理由
- 塾に間に合わない
- 体力が消耗する
- 勉強時間の確保が難しい
部活と塾の両立が難しい一番の理由は、部活の終了時間と塾の開始時間が重なりやすいといった時間的な問題です。
また、激しい運動系の部活に入っていると体力が消耗するので、塾に行く頃には疲れ切って勉強に集中できないこともあります。
学校と部活、塾で1日が終わってしまうので、せっかく学校や塾で学んだことを復習する自己学習の時間が取りにくいため、両立が難しいと感じることも多いです。
部活と塾の両立が最終目的ではない
塾は受験に合格するためのサポートをしてくれる場所です。
塾に行くことが目的なのではなく、受験を成功させることが一番の目的なはず。
部活と塾をどうやったら両立できるかと考えるより、部活と受験勉強をどうやったら両立できるかと考えるようにしましょう。
部活をしながら受験に合格するための勉強方法
部活をしている子は、とにかく勉強に割ける時間が少ないため、できるだけ効率的に勉強を進める必要があります。
学校や自宅から離れた塾へ通うのが時間的に難しい場合には、通う必要のないオンライン講座のある塾や、家庭教師に変更するのもひとつの方法です。
また、成績を上げるためには、得意教科をどんどん伸ばし、苦手教科を克服すると効率がいいです。
複数の生徒に向けた授業をする塾ではなく、家庭教師の個別指導を利用すると、苦手な教科を集中的に学べます。
最近は家庭教師の授業もオンラインで受けられますので、家に家庭教師を招くことに抵抗がある家庭でも大丈夫です。
部活を続けながら受験合格を目指したいなら、オンライン家庭教師を利用することで短い時間でも効率よく学習を進めることができます。
まとめ
塾に通いながら部活にも入る場合には、時間が重なった場合どちらを優先させるべきかを予め決めておきましょう。
いろいろな考え方がありますが、自分で部活をやると決めたのであれば中途半端はいけません。
もし塾との両立が難しい場合には、通塾の必要のないオンライン家庭教師の利用も検討してみてください。
克服したい苦手な部分などが集中的に学べるため、時間がない中でも効率よく学べ受験合格を目指せます。