高校生が勉強したくなくて泣いてしまう場合の、原因と対処法について解説します。
勉強したくなくて泣く高校生。なぜ泣いてしまうのか
高校生が勉強をしたくないと泣いてしまうのは、勉強にまつわるストレスを抱えているからです。
泣いてしまう原因としては、下記が考えられます。
- 意味もなく涙が出る
- 勉強しているのにわからない
- 他人と比較して落ち込む
- 勉強が嫌いでやりたくない
意味もなく涙が出る
勉強のことを考えただけで泣くのは、鬱(うつ)になっている可能性があります。
理由もなく涙がでるのは、
- 強いストレス
- 大きな不安
- 緊張感
のせいで感情がコントロールできず、心がSOSサインを出している状態です。
気持ちを蝕んでいる理由を直視すると苦しくなるため、子ども自身も何が涙の原因になっているのかがわからない場合もあります。
勉強にまつわる何かが原因となっている
涙の原因はわからなくても「勉強をしたくない」と感じているのであれば、勉強に関係する何かにストレスを感じている可能性があります。
- 親の期待に応えられない
- いい点をとったことでいじめられた
など、理由は様々。
もし子供が理由をうまく伝えられない場合は、無理に聞かず「勉強したくない」という気持ちだけ受け取ってあげましょう
勉強しているのにわからない
勉強がわからないと、焦りから気持ちがコントロールできなくなり涙が出てしまいます。
真面目に勉強する子ほど、頑張って勉強しているのにわからないことがあると、自分のやってきたことが無意味に感じてしまい泣くことが多いです。
他人と比較して落ち込む
周囲の子ができるのに自分ができないと感じると、これ以上勉強して落ち込みたくないと泣いてしまいます。
悔しさをバネにして乗り越えると、大きく伸びる可能性があります。
勉強が嫌いでやりたくない
勉強が嫌いで本当は他のことをしたいのに、学校の先生や親から高校生は勉強しなければならないと強いられている場合、思ったように好きなことができず泣けてしまうことがあります。
勉強したくなくて泣くことへの対処法
高校生が勉強したくなくて泣く場合は、まずは勉強から離して休ませてあげましょう。
勉強しないことへの罪悪感があるなら、負担にならないほどの軽い勉強をすると気持ちが軽くなります。
本当に勉強したくない子は、泣かずに大人の目をごまかして遊びます。
勉強したくないと泣いてしまうのは、本当は勉強しなければならないとわかっているのに気持ちがついていけず戸惑っている証拠です。
親が泣く高校生にしてあげられること
泣いてしまうほど勉強したくない子に、無理矢理勉強させると余計ストレスがかかりうつ状態がひどくなってしまいます。
- 体と心を休ませる
- 食生活や生活リズムを整える
- 家族でたくさん会話をする
など、まずは勉強から離れさせ、心が元気になるためのサポートをしてあげましょう。
涙は無理に止めないこと
涙を無理に止める必要はありません。
行き場のなくなった気持ちが涙として出てきていることが多いので、涙を止めてしまうと心のバランスが崩れてしまうことがあります。
泣いている子供を見るのはつらいですが、気が済むまで泣かせてあげるほうが本人はスッキリします。
勉強しているのにできないから泣いている場合
勉強したくないと泣く理由が、
- 「頑張って勉強しても成績が上がらない」
- 「難しすぎて理解できない」
といった勉強ができないことへの不安や絶望感であれば、勉強に自信が持てるようになるために家庭教師などの個別指導に頼るのもひとつの方法です。
個別指導は集団塾と違い、どこで躓いているかを見定めそれぞれの性格に合った指導が可能です。
できることが増えると自分に自信がつくため、勉強したくないと泣いていた子も「もっとできるようになりたい」とモチベーションがアップしてきます。
学校や集団塾のように周囲の子供と比較されることなく勉強に集中できますので、劣等感を抱かずに学習を進めていくことができます。
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まとめ
高校生が勉強したくなくて泣く場合は、ストレスがたまりすぎたり、勉強しているのにできない・人より成績があがらないことなどが理由になっています。
自分でも理由がわからず泣いている場合は、心がうつ状態になっている可能性があるため、勉強から離れて心と体を休ませてあげましょう。
勉強しているのにわからないことが多かったり、成績が伸びず勉強したくないと泣いている場合は、現在の学習方法が子供に合っていない可能性があります。
自分ひとりで勉強している子や、学校と集団塾で勉強しているのであれば、子供の苦手としている部分を集中的に指導してくれる家庭教師などの個別指導を検討してみましょう。
子供にあった学習方法が見つかると、勉強内容でも分かる部分がどんどん増えて自信がつき、学ぶことがどんどん楽しくなっていきます。