習い事のスポーツを続けながら中学受験を合格させた子供達は、どんな共通点を持っているのかを解説します。
目次
スポーツを続けながら中学受験に合格する子の共通点
小さいときから練習に打ち込んできたスポーツと勉強を両立させ、中学受験を突破できる子供たちは、スポーツも中学受験も自分のために必要なことだと理解し、どちらも諦めたくないという強い気持ちを持っています。
また、以下のような性格を持っている子供が多いです。
- 本番で自分の持っている力を最大限に発揮できる度胸
- 好奇心が旺盛ながらも、物事に真摯に取り組む真面目さ
取り組んでいるスポーツが大好きな子供たちからすると、勉強が必要な中学受験は邪魔な存在ですが、両立できる子供たちは「中学受験は自分の将来にとって必要なこと」と理解しています。
親から強いられているのではなく、自分自身が「志望校に入りたい」という強い気持ちをもっているからこそ、スポーツの練習で時間がとられて勉強時間がたりなくなっても頑張れるのです。
ですから、
- 目的を達成させるためにはどうしたらいいんだろうかと試行錯誤ができる子供
- 試行錯誤する状況を楽しめる子供
が、受験とスポーツの両立に向いています。
受験校の出題傾向によっては両立が難しい
スポーツと受験勉強を両立させる場合、大量の知識が求められる知識重視の入試問題を出す学校への受験は難しいです。
なぜなら、スポーツをしながら受験勉強をしている子供たちは、勉強のみに専念している子供と比較すると勉強時間を確保することが難しく、知識を得る時間が不足してしまうからです。
ですが、スポーツをしている子供たちはその場の判断力に優れていることが多いので、判断力や思考力が求められる入試問題を出す学校との相性が良く、合格する可能性が高くなります。
いつまでスポーツと受験勉強を両立できるかの判断のしかた
中学受験を目指す中、いつまでスポーツを続けられるかは、
- どんなスポーツをしているのか
- 子供の学力
- 志望校の難易度
などで判断が変わります。
そのため、判断するためのひとつの基準を紹介します。
- 勉強量が増える5年生になる前であれば迷わず続ける
- 5年生は塾との両立が時間的に可能なら続ける
- 6年生は現時点で余裕で合格できる成績なら続ける
スポーツを続けるべきかやめるべきかを迷う場合には、
- 続けることで得られるメリット
- 続けることで起こるデメリット
を挙げると判断がしやすくなります。
親が勝手に「時間が足りなくなるから」という理由で習い事をやめさせると、子供も納得しにくいです。
スポーツを続けることで一番の目的である受験合格を脅かすのであれば、どうすべきかを親子で考え、子供が納得した選択をさせましょう。
スポーツがもたらす中学受験へのメリット
スポーツを続けると練習や試合で勉強時間が少なくなりますが、体力が維持できたり、緊張に強くなるなど、中学受験にもよい影響を与えます。
さらに、以下のメリットもあります。
- 集中力が鍛えられるので、短い時間でも効果的に勉強ができる
- 物事を判断する力が育つので、応用問題にも適応しやすくなる、
- チーム競技は全体を俯瞰して判断する力が鍛えられるため、思考力が求められる問題にも対応できる
スポーツの試合は入試の何倍もの緊張感があるため、スポーツ経験のある子供たちは入試本番でも精神的に余裕を持てる場合が多いです。
スポーツと受験勉強を両立させる方法
スポーツと受験勉強を両立させる場合、勉強時間の確保が難しくなるためオンライン家庭教師のような時間効率のよい学習方法が向いています。
通塾は、以下の理由からスポーツとの両立に不向きです。
- 塾への往復で時間も体力も奪われる
- 複数の生徒に向けられた授業を受けるため効率が悪い
勉強時間が限られている場合は、入試の点を稼ぐために自分が必要としていることを重点的に学ぶことが、合格への近道です。
オンライン学習塾なら、苦手な部分や伸ばしたい部分に焦点をあてて学ぶことが可能。
さらに、自宅で学べて移動時間が必要ないので、時間が節約でき体力も温存できます。
受験に合格したいけれどもスポーツもやめたくないなら、オンライン学習塾を利用することで限られた時間内で効率よく学べ受験合格を目指せます。
諦めるのではなく成功させる方法の模索が必要
スポーツを続けながら中学受験を成功させる子供たちは、スポーツも受験も自分にとって必要なことだと理解し、どちらも諦めたくないと両立させるために試行錯誤できる力を持っています。
親は、時間がないからとスポーツを諦めさせるのではなく、どうやったら両立できるかを一緒に考えてあげましょう。
時間が限られている中で受験を成功させるためには、通塾ではなくオンライン家庭教師など、時間効率良く学べる学習方法に切り替えることで、受験を成功へと導くことができます。