中学受験をする場合、現在練習に励んでいる野球チームはいつまで勉強と両立しながら続けられるのか、やめる時期を判断する基準を紹介します。
野球と中学受験はいつまで両立できるか
野球チームに入って練習している子が中学受験をする場合、子供の学力やどれくらい時間に余裕があるかで、いつ頃まで野球と勉強を両立できるかを決めます。
学力や限られた時間で勉強する能力は子供によって違うため、一概に「いつ頃やめるべき」と線引きをすることは難しいです。
そのため、いつまで両立できるかを判断する際に参考となる基準を紹介します。
現時点で志望校へ余裕で合格できる学力の場合
今のままの成績を保つことができれば志望校へ合格できる程度の学力がすでにある場合は、今まで通り野球を続けることができます。
けれども、受験期が近くなると他の子供たちの学力も上がってくるため、油断をしていると追い越されてしまうかもしれません。
順位や成績が落ちたりした場合は、野球より勉強に重きをおくほうがいいです。
- ○位順位が落ちたら
- □点とれなかったら
など、勉強に集中しないと合格が危ういと考えられる状態を予め決めておくと、判断するタイミングを逃しにくくなります
野球と塾の両立ですでに余裕がない場合
現時点で、野球の練習や試合と塾を含めた受験勉強で時間や気持ちに余裕がないのであれば、勉強に専念するほうがいいです。
受験期が近付くにつれ、塾の授業や模試などの試験が増え、家庭での勉強量も必要になるため、今以上に勉強に割く時間が必要になります。
ですから、すでに余裕がない状態で野球を続けると、野球も勉強も中途半端となってしまいます。
5~6年生になってから受験を決めた場合
今まで受験対策をしてこなかった場合は、余裕で受験合格できそうな場合を除き勉強に集中しましょう。
中学受験は、高校受験や大学受験と違い、学校で学んだこと以上の学力を求められます。
低学年から受験対策してきた子供たちと争うことになりますので、効率よく学習を進めていかないと追いつけない可能性があります。
野球と両立しながらの中学受験も不可能ではない
野球などの習い事と勉強を両立させながら受験に合格している子供たちもいるので、受験だから絶対に野球をやめなければならないわけではありません。
ですが、両立させると勉強時間が確保しにくいのは事実です。
そのため、両立するなら、塾ではなく家庭教師を利用して自宅で学習するなど、時間管理を工夫し効率よく学習しながら受験成功をめざしましょう。
また、完全に野球をやめるのではなく、朝練だけの参加など練習量を減らすやり方もひとつの方法です。
運動と勉強をさせるメリット
受験期でも気分転換や運動不足解消が必要という家庭方針のもと、今まで続けてきた野球を続けている子もいます。
勉強時間を増やすことを目的に野球をやめても、勉強に集中できるとは限りません。
野球と勉強を両立させるメリットもありますので、勉強時間を確保したいのであれば、他の無駄な時間を削ることも考えてみましょう。
受験勉強方針は子供と夫婦の合意が大事
受験勉強の取り組み方の方針は、各家庭によって違いますが、子供はもちろんのこと、両親も納得して受け入れておかないと、家族内の関係にわだかまりができる可能性があります。
例えば、子供が受験合格が第一目標と納得していない場合、野球をやめて勉強に集中することが難しい場合があります。
また、子供にとって何が大事なのか夫婦間で意見が分かれると、子供も戸惑ってしまいます。
受験合格に向けて家族一丸で迷いなく進められるよう、各自が納得したうえで勉強方針を定めましょう。
野球をやりながら中学受験を成功させるためには
野球をしながら中学受験に挑む場合、オンライン家庭教師を利用すると、学習時間の確保が難しい状態でも効率的な勉強ができます。
なぜなら、オンライン家庭教師は複数の生徒に向けた塾の授業と違い、受験合格のために自分が足りていな部分を集中的に学習することができるからです。
しかも自宅で学習できるため、移動時間が不要なため限られた時間を有効に活用でき、野球と勉強を両立させながら受験成功を目指せます。
中学受験を成功させるには野球をやめないと勉強時間が確保できないと思っている人は、オンライン家庭教師を利用することで、少ない時間でも効率の良い学習ができるようになります。
受験期の学習には時間効率の改善が必要
野球をしている子供が中学受験合格を目指すなら、子供の学力や勉強と運動を両立させる許容力を総合的に判断し、いつ頃野球を引退し勉強に専念すべきかを親子で話し合って決めましょう。
勉強と野球を両立させている時期に限らず、受験期は時間との戦いです。
オンライン家庭教師のような時間効率のよい学習ができるサービスを利用するなどして、受験合格を目指しましょう。